ライトアップされた金沢城を撮る
石川県では11月1日より、児童虐待防止を訴えるオレンジリボン・キャンペーンが始まり、それに合わせ金沢城の石川門がシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされているというので、夜に撮りに行った。
11月になると18時をすぎるともう日も沈んでいる。
続きを読むむかしだとキン肉マンのゴム製フィギュア「キン消し」やガンダムのゴム製フィギュア「ガン消し」、最近では「コップのフチ子」(現在「OL人形」)といったいわゆるトイカプセルとして知られる「ガチャ」。スマホゲームなどのソーシャルゲームでもユーザーに課金させる仕組みの一つ、いわゆる「コンプガチャ」なども登場し、世間に広く知られるようになった「ガチャ」ですが、最近、石川県の小松市では「九谷焼の箸置き」のガチャが登場したらしい。
もちろんゲームの中での話ではなく、リアルでの話だ。気になったので、足を運んで確かめることにした。
地域ニュースに載っていたので読んでみると、それは小松市の安宅の関跡にある観光休憩施設「安宅ビューテラス」にあると記されていた。
安宅の関は『勧進帳』で有名な所で、当ブログでも9月に空と海がキレイなロケーションとして写真をいくつか上げさせてもらっている。
すぐそばには子連れ狛犬がいる安宅住吉神社もある。
続きを読む10月の連休前の金曜の朝、旧石川県庁こと「しいのき迎賓館」の前に普段は見かけないオブジェが置かれていた。ちょうどカメラを持っていた自分は、次には写真を撮っていた。
それがこれら
アスレチックなのかアートなのか、それともその両方なのか不思議なものだ。
何にせよ、このしいのき迎賓館では毎週のようにイベントが行われ、ときどきよくわからないオブジェがポツンと置かれていたりするので、こういった光景も珍しくはない。
同じものもほとんど見ないので、新しく何かオブジェが登場するたびに芸術への好奇心も刺激させられる。次には撮っていたこの時の自分もまた、その刺激によって突き動かされていたわけだ。
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自分が石川県の金沢市に住んでいるせいか、写真を撮りに行こうとするとどうしてもその近辺となる。県外へ出るとしても富山県や福井県など隣の県がもっぱらだ。特に、休日の一日で撮りに行って戻ってくるとなると、さらに隣の県へと出向くのはなかなか難しい。
というのも、使っている足が主に車であるからで、自分自身かなりの安全運転でゆっくりだから、100km以上離れた北陸三県以外の県では時間がかかりすぎてしまうのだ。
ただそうなると、例えば福井県の真ん中あたりにある敦賀などでも、金沢から100km以上離れているため、北陸三県でもなかなか行きづらいところとなってしまう。
果たしてこのスローな運転で、しかも日帰りで北陸三県をどこまで行けるのかと気になった自分は、それを試すことにした。
記事のタイトルのとおり、まずは福井の「端」を車で目指したのだった。
家を出発したのは朝の8時半前。通った道は国道8号線だった。
車内で音楽(その日は主に「Cloudberry Jam」と「Coldplay」)をかけながらまったりと進んでいると、
続きを読むSEO的にペナルティを受けそうな記事のタイトルをつけてしまったが、その文言のとおり、実際の駅名と、駅のホームにある駅名板に書かれた名称が異なっている駅が、中島町にあるそうだ。
駅名板とは、駅のホームなどに見られる現在いる駅の駅名が書かれた立て看板のようなもので、よく右下や左下に次の駅や前の駅の名前が小さく書かれていたりするものだ。
電車に乗っていて、車窓からその駅名板を目にして「あ、降りる駅だ」となるあの看板だ。
それが実際の駅名と違うとはどういうことか、一度確認したく、現地に足を運ぶことにした。
ちなみに中島町は石川県七尾市にある。以前は鹿島郡中島町であったが、2004年に田鶴浜町や能登島町と一緒に七尾に吸収合併されている。食べ物でいえば牡蠣、文化では国指定重要無形民俗文化財に認定されている「お熊甲祭」(おくまかぶとまつり)が有名だ。余談だが、中島町は自分の祖父母が住んでいた、My「田舎」だ。
ただ、駅名板だけを撮りに行って果たして画になるのか不安であった。そのため、今回は駅名板ならびに、その駅から見える「空」を撮ろうと決めて出かけた。
安宅の関で空を撮って以来、空の写真に目覚めてきたのだ。
むかしは有料道路、現在無料の「のと里山海道」(のとさとやまかいどう)を、車を走らせ向かった。速い人なら中島町まで1時間くらいで着くらしいが、自分は現在、安全運転&エコ運転派なので1時間半から2時間くらいかかる。
道中、ぶっつけ本番で駅の空を撮ることにも不安を覚え、一度適当なパーキングに停めて、そこで空の撮影の練習をしてみることにした。
いや、正確には練習したくなった。それくらい、その日はよく晴れて、空が青かった。
続きを読む先日、どこに行くか決めもせずにカメラを持って車に乗り込み、目的地を決めないまま発車させた。
「さて、どこいこうか」と呟きながら運転して、運転しながらすぐにどこに行きたいか決めれないことに気がついた。
まあ、当たり前だろう。
そこで車のナビで石川県の名所を検索することにした。それまで言ったことがない場所で、かつ車で行けそうな場所を検索結果から選ぼうとすると、「ア行」でさっそく「安宅の関」(あたかのせき)が目に止まった。
「安宅の関」は小松市にある。歌舞伎の演目として有名な「勧進帳物語」の舞台となっている所だ。
勧進帳物語というのは、ざっくりいうと、仲違いした兄こと源頼朝に追われている源義経と弁慶たちが山伏に扮してこの安宅の関を通るとき、関守の富樫左衛門に義経ではないかと疑われながらも、弁慶が機転を利かせてニセ(白紙)の勧進帳を見事に読み上げて、通してもらえたという話だ。(富樫は義経だとわかっていながら通した)
歌舞伎のファンの中にはこの関跡に一度は足を運びたいと思う方もいるそうだ。
今っぽく言うと、アニメファンの聖地巡礼みたいなものだ。
一度も歌舞伎を見たこともないのでファンでもない自分だが、石川県人でありながら一度も「安宅の関」に来たことがないので足を運ぶことにした。
小松市なので、金沢からだと1時間くらいだろうか、そんなに遠くない。
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