ライトアップされた金沢城を撮る
石川県では11月1日より、児童虐待防止を訴えるオレンジリボン・キャンペーンが始まり、それに合わせ金沢城の石川門がシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされているというので、夜に撮りに行った。
11月になると18時をすぎるともう日も沈んでいる。
兼六園前の坂
街灯があってもとても暗い。
逆に灯りが妖しく見えた。
ここを登って行くと、左手に金沢城の石川門が見えてくる。
石川門だ
確かにオレンジ色にライトアップされていた。
橙が闇に浮かびあがると、これまた妖しい。
寄った
近くで見るとオレンジの灯りは柔らかい。
明かるすぎず、そうかと言って暗すぎないので露出の調整になかなか手こずった。
写真を見るとわかるが、門も開いている。18時を過ぎても中へと入れるようなので、
入っていった
朝早くから金沢城に入っていくことは何度もあったが、こう日が沈んでから入るということはなかった。18時をすぎると閉鎖されるものだと思っていたのだ。
入ってみると、主要な見所がライトアップされていた。
こちら五十間長屋
わかりづらいが、こちら玉泉院丸庭園
ただ、ライトアップされていると言っても明るいのはスポットライトを当てられているところだけで園内は基本的に暗い。
ということで、こんなこともできた。
影で遊んだ
遠くから櫓を写そうとした際にどうしても自分の影が写ってしまう時があり、見えないようにするのも面倒になったので、いっそそれをメインで撮っていた。
シルエットだけだが、カメラを構えているときの自分ってこんな感じなんだね…と今更のように思った。
そして、ビジュアルを隠そうとしている自分としてもこのシルエットだけというのがなかなかツボにきた。
別の場所でも…
影を撮っていた
というか自分の影が写ってしまうスポットを撮りながら探してしまっていた。
ちなみにここは橋爪門だ。
しまいにはこういうこともしだす
門扉に手形を残してやりたかったんです。
別の場所では二つの影が発生
影分身だ。
城といったら侍以上に忍者を思い浮かべてしまう自分としてはちょうど良かった。
トイレではさらに自分をアップに
このときの自分はニットキャップをかぶっていたのでこんな影になった。
もう、真面目にライトアップされた城を撮るつもりがないかのようだ。
それでも、ちゃんと少しは真面目を働かせて撮ったものもある。
逆さ富士のように撮影
堀に水が張ってあるため、このような写真も撮れた。
これがまたピントが合わなかったり、白飛びしたり、照明器具が写り込んだりして、一筋縄にはいかなかった。何枚か撮って、やっとこのレベルなので難しい。
次回、またこのような写真を撮る機会があればもっと工夫してみたい。
オレンジリボン・キャンペーンによる金沢城(石川門)のオレンジ色のライトアップは11月7日まで続くそうです。