福井県の端を目指し、滋賀県の琵琶湖まで行けたスロー運転の自分。そこから引き返して敦賀に立ち寄った話を、写真の傾きと共に前回記したが、敦賀には「氣比神宮」という神社もあったので立ち寄ってきた。
その目的の大半は相変わらず狛犬だ。
続きを読む自分が石川県の金沢市に住んでいるせいか、写真を撮りに行こうとするとどうしてもその近辺となる。県外へ出るとしても富山県や福井県など隣の県がもっぱらだ。特に、休日の一日で撮りに行って戻ってくるとなると、さらに隣の県へと出向くのはなかなか難しい。
というのも、使っている足が主に車であるからで、自分自身かなりの安全運転でゆっくりだから、100km以上離れた北陸三県以外の県では時間がかかりすぎてしまうのだ。
ただそうなると、例えば福井県の真ん中あたりにある敦賀などでも、金沢から100km以上離れているため、北陸三県でもなかなか行きづらいところとなってしまう。
果たしてこのスローな運転で、しかも日帰りで北陸三県をどこまで行けるのかと気になった自分は、それを試すことにした。
記事のタイトルのとおり、まずは福井の「端」を車で目指したのだった。
家を出発したのは朝の8時半前。通った道は国道8号線だった。
車内で音楽(その日は主に「Cloudberry Jam」と「Coldplay」)をかけながらまったりと進んでいると、
続きを読むSEO的にペナルティを受けそうな記事のタイトルをつけてしまったが、その文言のとおり、実際の駅名と、駅のホームにある駅名板に書かれた名称が異なっている駅が、中島町にあるそうだ。
駅名板とは、駅のホームなどに見られる現在いる駅の駅名が書かれた立て看板のようなもので、よく右下や左下に次の駅や前の駅の名前が小さく書かれていたりするものだ。
電車に乗っていて、車窓からその駅名板を目にして「あ、降りる駅だ」となるあの看板だ。
それが実際の駅名と違うとはどういうことか、一度確認したく、現地に足を運ぶことにした。
ちなみに中島町は石川県七尾市にある。以前は鹿島郡中島町であったが、2004年に田鶴浜町や能登島町と一緒に七尾に吸収合併されている。食べ物でいえば牡蠣、文化では国指定重要無形民俗文化財に認定されている「お熊甲祭」(おくまかぶとまつり)が有名だ。余談だが、中島町は自分の祖父母が住んでいた、My「田舎」だ。
ただ、駅名板だけを撮りに行って果たして画になるのか不安であった。そのため、今回は駅名板ならびに、その駅から見える「空」を撮ろうと決めて出かけた。
安宅の関で空を撮って以来、空の写真に目覚めてきたのだ。
むかしは有料道路、現在無料の「のと里山海道」(のとさとやまかいどう)を、車を走らせ向かった。速い人なら中島町まで1時間くらいで着くらしいが、自分は現在、安全運転&エコ運転派なので1時間半から2時間くらいかかる。
道中、ぶっつけ本番で駅の空を撮ることにも不安を覚え、一度適当なパーキングに停めて、そこで空の撮影の練習をしてみることにした。
いや、正確には練習したくなった。それくらい、その日はよく晴れて、空が青かった。
続きを読む先日、どこに行くか決めもせずにカメラを持って車に乗り込み、目的地を決めないまま発車させた。
「さて、どこいこうか」と呟きながら運転して、運転しながらすぐにどこに行きたいか決めれないことに気がついた。
まあ、当たり前だろう。
そこで車のナビで石川県の名所を検索することにした。それまで言ったことがない場所で、かつ車で行けそうな場所を検索結果から選ぼうとすると、「ア行」でさっそく「安宅の関」(あたかのせき)が目に止まった。
「安宅の関」は小松市にある。歌舞伎の演目として有名な「勧進帳物語」の舞台となっている所だ。
勧進帳物語というのは、ざっくりいうと、仲違いした兄こと源頼朝に追われている源義経と弁慶たちが山伏に扮してこの安宅の関を通るとき、関守の富樫左衛門に義経ではないかと疑われながらも、弁慶が機転を利かせてニセ(白紙)の勧進帳を見事に読み上げて、通してもらえたという話だ。(富樫は義経だとわかっていながら通した)
歌舞伎のファンの中にはこの関跡に一度は足を運びたいと思う方もいるそうだ。
今っぽく言うと、アニメファンの聖地巡礼みたいなものだ。
一度も歌舞伎を見たこともないのでファンでもない自分だが、石川県人でありながら一度も「安宅の関」に来たことがないので足を運ぶことにした。
小松市なので、金沢からだと1時間くらいだろうか、そんなに遠くない。
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先日、気多大社に行った
何かイベントが行われていたわけではないが、足を運んだ。
目的は、狛犬を撮ることだった。
最近、自分は世の中の狛犬がかわいく思えて仕方がない。
普段から水族館や動物園を調べることが多く、そのせいで動物好きになっていることがおそらく起因していると思われる。
自分の目は、神聖な狛犬も、動物を愛でるように見てしまっているのである。
カメラで撮りたいという衝動もあり、以前から少しずつ撮っている内に、いっそ「狛犬写真家」を目指そうかとも思ったくらいだ。
この気持ちがどこまで本気なのか自分でもよくわからないが、何にせよ撮りたいし、撮らなければ何も見えてこないという理由で神社までやってきた。
気多大社を選んだのは、以前よりずっと行ってみたいと思っていたからだった。
続きを読む日本列島の盲腸と呼ばれる石川県の能登半島、そのレンチのような形をした半島の口のあたり(「七尾湾」と呼ぶ)に能登島と呼ばれる島が浮かび、その島に水族館がある。
通称、「のとじま水族館」だ。
石川県の水族館と言ったら、ココになる。
自分は最近、水族館や動物園を調べることが多く、そのせいで水族館好き、動物園好きになってしまった。
6月に始まったNHKのドラマ「水族館ガール」もチェックしている。
ただ、こう水族館好きになったと言いながら、最近、いや、ここ数年、自分自身は水族館に行けていなかった。
しかも最後にこの「のとじま水族館」に行った時は、海釣りセンターで釣りをしていたはずだ。
無性に行きたくなっていたので、足を運ぶことにした。
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