10月29日に金沢マラソン2023が行われていた。
今年2023はコロナ禍も終わり、沿道からの応援自粛もなくなって通常開催となったので、沿道へ出て応援しに行ってきた。
身内も走っていたので、できればその写真を撮りたい。
大桑町の沿道へ
今年で第9回目を迎える金沢マラソン2023が10月29日(日)に行われた。
コロナ禍も終わって四年ぶりに通常開催となり、それまで自粛させられていた沿道の応援も解禁されたので、ライブで観に行ってきた。
身内(姉貴の旦那さん)が抽選に当たって出場すると言っていたので、その応援だ。
金沢マラソンは8時30分に広坂通り(旧県庁近く)をスタートする。
金沢城や駅前など市内の観光名所を走って最後は石川県西部緑地公園内にある陸上競技場でフィニッシュとなる。
道中の沿道ならどこでもいいので、自分は行き慣れて行きやすい大桑町近辺の沿道に向かった。
到着
山側環状線の、野田山から田上に向かうその途中にある「大桑出口」近辺だ。
自分が到着したのは8時30分頃なんだけど、このあたりの交通規制は8時35分くらいに行われる。
早めに近くまで車でやってきて、ここまで歩いてくると陣取りやすい。
そう、沿道での応援をする際は交通規制とも向き合わないといけないので、事前の情報や経験が必要になってくる。
今回、応援ももちろんそうなのだが、交通規制がどの様に行われ、どのように回避すればいいのかを実際に確かめるためにもやって来た。
こうやってしっかりと朝早くから沿道で金沢マラソンの応援をするの、自分も今回が初めてなのだ。
毎年だいたい、マラソンの日に別の用事で外出して、交通規制に引っかかって、引っかかりながら車内より遠目でランナーを見ている、ということが多かった。
5分後くらいには交通規制も始まる
「大桑出口」への降り口にコーンが置かれ、そのうちパトカーもやって来る。
その後ろにはもう一般の車も着いてきていないので規制が始まっているんだなというのが理解できた。
AED隊も自転車でやってくる
ランナーに何かあったときのためにこの辺りでスタンバイしていた。
自転車は中央分離帯の緑地においていた。
山側環状の片道をランナーに開放することになるので、緑地(中央分離帯)においてランナーの邪魔にならないようにしていた。
その姿を見て、応援する側もランナーの邪魔にならないようにしないとな、と思った。
この頃には見物客や応援しに来ている人が集まってくるんだけど、実際、運営スタッフの方がコーンより中に入らない旨を大きな声で伝えていた。
地元の学童野球の子達もみんなで応援しに来ていた
城東メッツだ。
城東メッツのユニフォーム、むかしと変わらないんだね。
自分も小学生の時に十一屋で学童野球をやっていたから懐かしくなった。
城東メッツ、当時ほんと強かったなぁ。今も強いのだろうか?
また、帽子に「F」の文字が入った別の学童野球の子たちも応援に来ていたけど、もしかしてそこが十一屋のチームだったのかな?
自分たちの時代からユニフォームが変わったと聞いたことがあるので、一見ではわからなかった。
野田山側のトンネルから車がやってきた
大会の広報車だ
まもなく先頭ランナーがやってくることをアナウンスしていた。
そして、本当ににまもなくして…
先導車がやってきた
その後ろにはMROのラジオカーの姿もあるし、さらに後方には白バイの姿も見える。
MROのラジオ中継車だ
ラッピングが「テミじぃ」に変わってからラジオカーを生で見るのこれが初めてだ。
車のナンバーが「1107」(MROラジオのAMの周波数が「1107」)なのがやっぱり良い。
白バイも目の前を通過
その後ろには先頭を走るランナーの姿もあるんだけど…
あっという間に目の前を走り抜けていく
速っ!
すごく速くて、真正面から撮影なんて、こりゃ無理だなと思った。
まあ、肖像権等々があるので真正面から撮れても上げづらいんですけどね。
その後も続々と通過
トップを争う人たち、ほんと速い!
風が抜けていく様な感じだった。
その速さで42.195kmって、自分からしたらみんな化け物に思えてしょうがない。
というか、みんな速すぎない?
トップを争う人たちだけじゃなく3時間以内で走ってしまう人たちはみんな速い!
沿道には応援客も並んでいるし、邪魔になるから道路に乗り出すわけにもいかないし、これは身内を見つけても撮影するのは困難だなと思った。
姿を見つけて通過するまでにファインダーを覗いて、露出を調整してオートフォーカスを働かすためにシャッターを半押しして、ピントが決まったらシャッターを押し切るって… 自分の腕では無理だよ。
皆さん、ほんと速ぇ!
自分はマラソンランナーを撮ることをどこかでなめていたんだと思う。
コスプレランナーを撮ってしまう
肖像権の問題等々色々あるし、何よりランナーのみなさんが風のように速すぎて正面から撮影することを殆ど諦め、拍手を送り続けていた自分だが、ランナーの中にはコスプレをしている人もいて、そういう人たちは、撮影の練習も兼ねて撮ってしまっていた。
以下、気になったものを並べたい。
何のコスプレかわからないけど、凄い人いた
黒い兎のメイドもいた
キリンもいた
スーパーウーマン(×2)もいた
たい焼きもいた
ラガーマン、いた…
顔がラグビーボールじゃないか…
コスプレとしてはシンプルかもしれないけど、自分の中では今大会で1番衝撃的だった。
コスプレじゃないけど、野口みずきさんいた
スペシャルゲストの野口さんだ。
毎年のように金沢に来てきてくれていて、本当に有り難い。
福士加代子さんとのハーフマラソンリレーだったみたいだけど、さすが金メダリスト、ほんと余裕ありまくりで走ってた。
あ、鬼滅の刃の人
眼の前で小道具の刀を抜いてくれたところが嬉しい。
パンダ…
顔がリアルだな…
その後ろにはマリオやルイージもいたし、コスプレランナーが結構いて、それらを見ているだけでも面白かった。
この人、スゲェ
コスプレじゃないけど、この人、一本歯の高下駄を履いて走っていた。
天狗みたいじゃないか。
これで完走したのかどうか、ものすごく気になった。
あ、知事いた
馳浩石川県知事だ。
知事自ら走って大会を盛り上げようとしてくれるんだから、やっぱり応援したくなる。
あ、ほくりくアイドル部の山崎真央さんもいた
とっさにカメラを構えたら、カメラ目線で手を振ってくれるんだから、なんていい子なんだ。
ちなみに、早い段階で北陸朝日放送の城所海司アナウンサーも眼の前を通過し、カメラ目線で手を振ってくれていたんだけど、足が速すぎて撮ることができなかった。
彼もいいひとだった。
交通規制が解除されていく
眼の前を通過していくランナーたちに拍手と声援を送っていると、そのうち最後のランナーだと思われる人も通過し、その後ろから大会の車もやってくる。
車だ
交通規制がかかっている中で走ってくる車といえば大会関係の車しかない。
収容指導車というものらしい
その後方にはバスが3台連なってきて、いよいよここでの応援も終わりなんだなという気になってくる。
いや、終わりなのだ
自分、なんだかんだと最後のランナーが通過するまでこの場にいたようだ。
ランナーばかり見ていたから気づくの遅かったけど、周りを見たらそれまで応援していた人たちも続々と帰ってしまっていた。
バスの後ろには警察車両も
ボランティアの方々も封鎖していた出口のコーンを撤去していくし、いよいよこの大桑町近辺の交通規制も解除されるんだなと読めた。
「規制解除車」だ、間違いなく解除だ
ただ、前方にはまだ最後のランナーもゆっくりと走っていたので、そのペースに合わせるようにこの規制解除車も徐行していた。
後方では一般車両が行列を作っていたけどね
こんな感じで徐々に解除していくのか…
解除されていくさまを歩行者目線で見たことがなかったので、自分には新鮮だった。
いつもの道路に戻っていく。
それを見届けながら、自分も大桑町の沿道から去っていった。
11時頃だった。
8時30分から数えて2時間半…
あっという間の2時間半だった。
おそらく、大桑町という比較的コースの序盤から中盤あたりの場所だったのでこの時間だったのだと思う。
これがもっとゴール近くの沿道だと、もう少し長い時間応援できていたはずだ。
来年以降はゴールのある西部緑地公園で応援したくもなった。
今回は沿道(序盤あたり)からの応援だけだったけど、金沢マラソンを楽しむことができた。
懸命に走っているランナーの皆さんに、なんだろうか、こちらも勇気をもらったような気がした。
マラソンなんてやったことないけど、ふと走りたくなったよ。
あ、ちなみに肝心の身内ですが、ランナーのみなさんが速いのと多いのとで、完全に見落としてしまってました。
ファインダー越しじゃなく普通に目で顔を確認をしようとしても追いきれなかったです…
見つけられなかった… 自分は何をしに行ったんだか…
これももっとレース後半の沿道だと、一人ひとり顔の確認もしやすかったのだろう。
あとから無事完走、自己ベストも更新したとの一報はもらいました。
あらためて、マラソンランナーを撮るのは難しい。
撮るんじゃなく、お前も参加しろと言われているのかもしれない…