初心の趣

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道の駅のと千里浜のレストランに「ハマヤ」が期間限定で復活していた

羽咋市の道の駅「のと千里浜」のレストランに、期間限定で「お食事処 ハマヤ」が入っていることを知った。

閉店する前は、何度か立ち寄って気に入っていたお店なので、ご飯を食べに行ってきた。

 

 

のと千里浜に期間限定でハマヤ復活

羽咋市の国道159号線沿いに、長年地元の方々に愛され続けていた「ハマヤ」というお食事処があった。

いわゆる地元の大衆食堂で、のとしし(羽咋市のイノシシ肉)も食べられるお店だったので、自分も何度か足を運び、当ブログでも記事にしている。

地元民ではないものの、自分のお気に入りのお店の一つだったところだ。

初めてハマヤに立ち寄ったときの記事はこちら

2019年に閉店してしまって、寂しい思いをしていたのだが、今年、羽咋市の道の駅「のと千里浜」のレストラン内にて期間限定で復活していた。

いつもは同道の駅のレストランと言えば「のとののど」というお店なんだけど、いまはまるっと「ハマヤ」が営業している、といった具合だ。

道の駅入り口にこのような看板

これを初めて目にしたとき、ハマヤが閉店して残念がっていた自分としては体が震えた。

どういうことですか?と、お店の人に尋ねたくらいだ。

そうして期間限定で、ハマヤのお父さんたちが厨房に立っているという話を聞かされて、改めて「食べに行きます!」と、なったのだった。

営業時間は11時30分~14時(ラストオーダーは13時30分)。

道の駅のHPを見ると「ハマヤ」のメニューと、あともともとのレストランのメニューも楽しめるようだ。

この日に掲げられていたこの看板のメニュー表を見ると「のと地魚丼」と「のと地魚フライ定食」がハマヤのメニューになるのかな?

HP上では「のとししのミンチカツ」もハマヤのメニューとしてあるようで、のとししファンとしてはそれを食べたくもあったのだけど、この日は置かれていなかった。

となると、あとは二択だ。

迷った末…

「のと地魚フライ定食」をチョイス

「ハマヤ秘伝 自家製タルタルソース」が決め手だ。

ハマヤのものを食べたいと考えていたから、これなら間違いないと思って選んだ。

 

のと地魚フライ定食をいただく

自分がやってきたのはオープン時間の11時30分ちょっと前だ。

混むのを避けて早めにやってきたけど、11時30分前にはお客さんがすでに入っていて、オーダーも受け付けている様子だった。

自分もその流れに乗って、注文して、席を確保した。

そして頼んだものがこちら

「のと地魚フライ定食」だ。

看板には1181円と書かれてあったが「1180円」だった。

定食なのでフライの他にご飯、味噌汁、サラダ、さらにひじきの煮物の小皿が付いていた。

四角い小鉢に入ったものはタルタルソースだ。ハマヤ自家製のものだ。

味噌汁の中にも魚のガラ

釣りをしない人間なので、魚の名前に疎く、何の魚か分からないが、タイやのどぐろに似た白身魚の骨が入っていた。

あくまでダシ用だ。

汁を飲んでみると、その味はあっさり。

塩分を抑えられて作られているのがわかる。

体にやさしいメニューを揃えているとHPには書かれてあったが、この味噌汁一杯からもそれがわかる。

っていうか、懐かしい味がした。久しぶりに食べる味噌汁の味だ。

白身魚のフライも行ってみよう

ハマヤで魚ものを頼んだことがないので、実はこれが初だったりする。

地魚のフライなので、なんの魚なのかはこの時点ではわからない。

まあ、魚の種類のこと、全然わかっていない自分なので、食べて果たしてわかるものなのかも疑わしい。

もちろんタルタルソースをつけていただきます

「ハマヤ秘伝、自家製タルタルソース」だ。

ハマヤではのとししのものばかり頼んでいた自分としては、もしかしたら、このソースも初めてかもしれない。

いざ、食べてみたら…

なんの魚か、わからない…

白身魚ということはわかるのだけど、魚の種類に疎いので、切り身だけではチンプンカンプンだ。

その味は、あっさりだ。

自家製タルタルソースもあっさりとしていて、クドさがない。

タルタルといったらこってりしているものをイメージしてしまうけど、サラッとしているのだ。

白い中にある緑色のものはパセリだろう(後でお店の方に確認したらそのとおりだった)。

それ以外に酸味もある。

なんの味かと、これまた後で確認したらピクルスなんかも入っているそうだ。

なんて食べやすいタルタルソースなんだ。

白身魚とあわせて、体に優しいのが咀嚼しながら理解した。

これは、日々食べたくなる美味さだ。

ああ、ハマヤ、やっぱりイイね。

ごちそうさまでした。

 

感想

ハマヤ、期間限定とはいえ、復活してくれていてうれしい。

限定期間はもう少し続くみたいなので、また足を運びたい。

今回食べた魚はあっさり食べやすく、毎日食べても胃に負担になりづらそうなものだったので通いたくなったくらいだ。

街の定食屋らしさがいまもちゃんと残っているところが嬉しい。

ジビエ好きとしては、のとししのメンチカツが気になるので、次にはそれを食べたい。

また、ハマヤさん、お店は閉店したけど、今年から焼き鳥のキッチンカーも始めたらしいので、見かけたらそちらにも行きたいものである。

のとししの串焼きもあるらしい。

この日、帰り際に白えびビーバーをもらった

道の駅に北陸製菓とそのマスコット「ビーバー」が来ていて、この一袋を配布してもらった。

ハマヤで魚食べて、白えびビーバーで〆る…

個人的に充実したうれしい昼飯だった。