羽咋市の道の駅「のと千里浜」では7月7日に6周年を迎えていた。
それに合わせた同道の駅オリジナルのクラフトビールが誕生していたので、試しに飲んでみることにした。
のと千里浜が6周年
当ブログでも何度も登場している羽咋市の道の駅「のと千里浜」が2023年7月7日で6周年を迎えていた。
まだ誕生して6年しか経っていないのか…
よく利用しているからか、もっと前からあるようにも個人的には感じる。
その6周年を記念して7月7日から数日の間、6周年祭が行われていたので足を運んできた。
自分が行ったのは8日(土)だ。
その日は天気が悪かったのだけど、この道の駅は個性的でワクワクさせてくれるイベントをよく行っているので、構わず向かった。
ちなみにこれくらい悪天候だった
出店の設営が始まったと思ったら、風が強すぎて一度撤去していたくらいだ。
入り口脇の掲示板にもポスター
レストランでは記念祭の限定メニューなんかもある。
限定ケーキなんかも売られていて惹かれるものがあったのだが、現地に行ってみると、案の定、長い列が出来ていた。
レストランもいっぱいだったし、やはりココ、人気がある。
限定のものはいただけなかったが、この6周年に合わせて新登場したクラフトビールは買えることが出来た。
しかもポスターにあるように2種類あるので、その両方を買ってみることにした。
どちらも一本660円(税込)だ。
お会計を済ましたら記念切符をもらえた
6周年記念きっぷ(非売品)だ。
一定額購入した人だけなんだろうか? なにせ300名限定でもらえたものらしい。
ついでに「6th記念うちわ」ももらっているが、そちらは先着1000名にプレゼントされていたようだ。
クラフトビールをいただく
これらが購入した2本
「CHIRIHAMA Beach」と「CHIRIHAMA Sunset」だ。
レシートを見ると、これらの名称が正式名称のようだ。
道の駅のと千里浜オリジナルで、麦芽の他に自然栽培羽咋米を配合しているそうだ。
製造は金沢のビール醸造所「ブルークラシック」と書かれてあった。
裏も見てみよう
これ、クラフトビールとあるけど、品目としては「発泡酒」なんだね。
麦芽、コメの他に烏龍茶も使用してある。
ここで告白してしまうと、自分、普段お酒を全く飲まない。
発泡酒なんてものが世の中に登場していた頃にはもう飲まなくなっていたので、発泡酒自体、あまり飲んだことがない。
そんなやつが味見なんて憚られることなんだけど、道の駅のと千里浜利用歴は長いほうだと思うので、そのあたりの接点からこの味見をどうか許していただきたい。
のと千里浜がどんなビールを作ったのか、お酒飲まない、なんなら飲めないのに、気になってしまったのだ。
では「CHIRIHAMA Beach」から行ってみよう
このビールを飲むためにこのグラスも新調してしまった。
普段、お酒を飲んでいないのがここからも伝わるかと思う。
注ぐのも久しぶり
学生時代、居酒屋でバイトしていたんだけどね、もうビールの注ぎ方なんて忘れてしまいましたよ。
泡、多くなってしまったけど、まあいいか
では、いただきます。
飲む前にまず香りを嗅いでみると、その香りからクリーミー。
口にする前からクリーミーな口当たりが想像できた。
そうして、グビッとやってみる。
と、案の定、苦味をあまり感じない口当たり。
ビール特有、いやアルコール特有の苦味は後から少しだけやってくる。
あくまで「少しだけ」で、普段お酒を飲まない自分でもほとんど感じないと思えるレベルだった。
ビールってこんなに飲みやすかったっけと思ってしまったくらいだ。
味わいとしてはスッキリ爽やか。
こういうのをフルーティというのか、自分のビール経験値の中ではあまり体験したことのない味だった。
噛みしめるとたしかに烏龍茶の味もする。
調子に乗ってグビグビと飲み続けると…
すぐに酔った。
アルコール分5%なのに…
後日、「Sunset」もいただく
続けて「Sunset」(オレンジの缶)のほうも飲んでしまえば、味の違いも気づきやすいものなんだろうけど、一本で、いや数口ですぐに酔ってしまったものだから、もう一本は後日、飲んでみた。
では、「CHIRIHAMA Sunset」も行ってみよう
この写真、無駄に三脚を使って撮っている。
練習のつもりで使用してみたが、水平にするのが難しいと今更のようにわかった。
ちなみに撮った(飲んだ)日は8月に入ってからだ。
購入したのが7月8日なので1ヶ月位経っている。
普段お酒を飲まないからすぐに酔ってしまうので、平日は飲めないなと考えていたら、お盆休み前まで引き伸ばしてしまっていた。
これも裏面を確認
こちらも発泡酒だ。
原材料も「Beach」(青色)と同じだ。
配合が違うのだろう。
では、いただきます
こちら、香りの前に、その泡の色が、どことなくオレンジ色に見えて、視覚から驚かされた。
飲んでみると、青色の「Beach」よりキレがある。
そうして、たしかに柑橘系の味を感じさせる
その味わいから、沈みゆく夕日の味を連想させてくれる。
これは缶のデザインによるところもあるだろう。
比べて烏龍茶の味はあまりせず、キレ、つまりは辛味が勝る。
個人的にはこっちのほうが好みだ。
ただ、アルコール分が「Beach」の5%より少し高い「6%」だったものだから、「Beach」以上に…
すぐに酔った…
美味しいんだけど、後半、酔いと戦ってしまって、味わうことを楽しみきれなかった。
自分、こんなにお酒に弱かったんだね…
感想
以上、「のと千里浜」6周年にあわせて作られたクラフトビールの味見である。
発泡酒らしい飲みやすさの中にも、ウーロン茶を使った個性的な味わいを2パターンで演出していて、面白く美味しい味だった。
足湯で温まってから飲むのもアリかも
(ただし、足湯での飲食は禁止されてます)
すぐに酔ってしまったので、普段お酒を飲まない男がリポートする内容じゃなかったのかも知れないけど、よく足を運ぶ道の駅のと千里浜の新たな試みを楽しめて、それだけで満足している。
お酒飲めないけど、オリジナルの日本酒やワインなんかも今後どんどん登場してくれないだろうかと期待したくなった。
お酒飲まない人間だけど(何度でも言う)、もちろんそういうものが登場した際は味見したい。
そう思えたきっかけとして、良いクラフトビールだった。
ごちそうさまでした。