初心の趣

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亥年だからジビエを食べたい2 ~道の駅のと千里浜「のとししちまき」~

亥年なのでジビエを食べたい第二弾だ。

のどぐろ祭りで道の駅「のと千里浜」に寄った際に「のとししちまき」も買って帰ったので感想を記したい。

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お土産で買って帰った茅巻き

亥年の今年は猪肉を中心にジビエをたくさん食べたい。

今年の抱負の一つとしてそんな目標を立てた。

今回紹介するものは第一弾に引き続き道の駅「のと千里浜」で見つけたジビエ料理だ。

第一弾の記事はこちら

続けてまたその道の駅かと思われるかもしれないが、前回レストランで食べたのに対して、今回は売店で売っているものを買って帰って家で食べている。

レストランでしか食べれなかったり、売店にしか売っていなかったりと、この道の駅ではいろんなジビエ料理があるので、ついついいくつも紹介したくなってしまう。

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今回食べたものはこちら

「のとししちまき」だ。

お土産用に冷凍されたものが5つ入ったボックスを買った。

一箱2000円だ。ということは一つ400円だ。

お店では単体でも売られていて、そちらは温かいものが提供される。

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側面にはこんな事が書かれてあった

これによると捕獲された能登産天然イノシシと羽咋産のしいたけ、さらには当道の駅のレストランの料理のベースとなっているベジブロス(野菜ダシ)が使われていることがわかる。

もち米もベジブロスに一晩漬け込まれているとある。

この茅巻きもレストランのシェフである高田順治さんが監修しているそうだ。

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箱オープン

笹に包まれたものの他に「のとししちまき」の説明書のようなも入っていた。

召し上がり方がそこに書かれてある。

セイロなどで蒸してもいいし、電子レンジでも解凍&温めができるとある。

蒸す場合は15分ほど、レンチンの場合は同時にかける数によって秒数が変わってくる。その目安もちゃんと書かれてあった。

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適当な蒸し器がないのでレンチンへ

レンジで温める場合は、この包まれた状態の上から軽く水をかけて皿に盛ってラップを掛けてからレンジに入れる。

時間の目安は茅巻き一つなら500ワットで2分30秒、2個なら4分、3個なら5分30秒と書かれてあった。

温め終えると、本品が結構熱くなっているので持ったり手渡したりするとき注意が必要だ。

 

いただく

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出来上がりがこちら

見てのとおり椎茸がかなり存在感ある。

その後方、しいたけに隠れるようにのとしし(猪肉)がいる。

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食べる

かぶりついてみると、まず先にコメのモチモチ感に驚かされる。

弾力がしっかりしていて、かつベジブロスに漬け込まれているから味も香りも抜けがない。

ベシャベシャと余計な水っぽさもなく、ふんわりと風味が鼻を抜けていく。

そこに乗るイノシシ肉までモチモチに思えてくるほどだ。

当然、のとしし団の猪肉は処理がしっかりしているから臭みもなし。

むしろそのモチモチ感とベジブロス、さらには椎茸のおかげで旨味が口の中に広がっていく。

硬すぎず柔らかすぎない噛み心地も良い。

これ、美味い。

姪っ子たちのお土産に買っていったけど、姪っ子も美味しいと言っていた。

買っていってよかったと思う。

 

まとめ

のとししちまき、冷凍されたものだから食べる前はちょっと不安もあったけれど、食べてみると想像以上に美味しかった。

そこいらの冷凍食品とはぜんぜん違う。旨いものを凍らせて保存を利かせたといった具合のものだ。

解凍&調理も難しくなく、レンチンだけでこのレベルの味として食べれたのは、やはり素材がいいからだろう。

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「ごっつぉ まいぞぉ」(むっちゃうまいぞ)は伊達じゃない

のとしし大作戦は、2018年に第5回「ディスカバリー農山漁村の宝」でジビエグルメ賞を獲得しているのだけど、今回の茅巻き一つでそれにも納得してしまった。

ごちそうさまでした。