初心の趣

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のと千里浜の「のとうなぎちまき」を食べてみる

道の駅「のと千里浜」に以前より登場していた「のとうなぎちまき」という食べ物を先日初めて食べてみた。

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うなぎのちまき

よく足を運ぶ羽咋市の道の駅「のと千里浜」にはうなぎのちまきが置かれている。

登場したのは今年の7月くらいだったろうか。

以前に紹介したイノシシ肉のチマキよりも後であったと思われる。

イノシシのチマキの記事はこちら

同駅に立ち寄った際に、物販コーナーで何度も目にして一度は食べてみたいと思っていたものの、うなぎのものはイノシシのチマキと比べるとちょっとお高いのでなかなか手を出せずにいた。

価格は3つ入りで2000円。一つ600円以上するのだ。

それでも食べたい欲は減らなかったので、先日、小銭をためて一箱買うことにした。

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ということで道の駅「のと千里浜」へ

のと里山海道を走っていると案内看板が見えるのでついつい立ち寄ってしまう。

「のとしし」(羽咋のイノシシ)製品もたくさん扱っているのでジビエ好きの自分はよくお世話になっているところだ。

この物販店の冷凍コーナーのところにいくと目的の「のとうなぎちまき」は置かれている。

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こちらがその箱

3個入りで2000円する箱だ。

せっかくなのでバラで買わずにこのように箱で買った。

黒地に金のうなぎのパッケージがかわいくも高そうに見えたので箱で買ってみたのだった。

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横から見るとこうなっている

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別の面からみるとこう

金色のうなぎがぐるっと箱にくるまっているかのようにデザインされていた。

しかもこの金色のうなぎ、シールになっていて開封する際には剥がしていくことになる。

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ペリッとな

きれいに剥がそうと思えば金色の鰻を全部はがせると思うのだけど、それなりに粘着性もあるし、自分自身そう器用でもないので箱の蓋部分をオープンできるくらいに尻尾部分の先端だけを剥がしている。

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オープン

こんな感じで3つ収まっている。

冷凍されたものなので、その解凍方法などが書かれた説明書も入っていた。

それによると監修は道の駅「のと千里浜」内のレストラン「のとののど」の高田順治シェフによるものとのこと。

使用されているのは肉厚で脂のりの良い「能登うなぎ」だそうだ。

能登うなぎというのは石川県志賀町西海千ノ浦で養殖された県内唯一の地元産の鰻だ。能登の水と無投薬で手塩にかけて育てられているという。

 

いただきます

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葉が巻かれたまま解凍

イノシシ肉のチマキの時と同じように、葉の上に少量の水を垂らしてこのままラップしてレンチンすればOK。

時間の目安は500Wで1個なら1分30秒、3個なら5分30秒と書かれてあった。

あくまで目安なのでかけすぎには注意だ。ちなみに自分は少々足りなかった。もう一回レンチンしている。

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いただきます

かじってみるとまず感じたのは醤油の風味。

なんでも金沢市の大野醤油を使用したタレなんだとか。

鰻の甘みを引き立てていて、それを地元石川県産のもち米が受け止めていて、鰻と米の調和がいい。

うん、美味い。

欲を言えば鰻がもっと大きければと思う。

ペロッといけてしまって、もう一個食べたいとなってしまったのだ。

でも値段が一つ600円超と少々お高いので、すぐにもう一個とはなかなかいけなかった貧乏性の自分。

 

のとうなぎ、なかなか良い。

道の駅内のレストラン「のとののど」では数量限定で能登うなぎのメニューもあるようだし、これを機にそちらも試してみたくなった。

ちょっとお高いと記したものの、能登うなぎの入門としてはこのチマキが丁度いいように思えてきた。

ごちそうさまでした。