先日、道の駅「めぐみ白山」に立ち寄ったとき、店内でイノシシ油を使ったハンドクリームを見つけた。
自分は毎年冬になると手が荒れるので試しに購入して使ってみた。
道の駅で見つけたハンドクリーム
自分は冬になるとよくアカギレになる。
乾燥等で荒れてきて手の皮膚が裂けてくるアレだ。
ご覧のように早くも荒れた手
みにくい画で申し訳ない。
我ながらひどい手だ。
絶対に手のモデルにはなれない手だと思う。
毎年冬になるとこんな調子なので、これまでいろんなハンドクリームも試してきた。
新しいハンドクリームなどを薬局等で見つけるとつい気になってしまう。
今年は白山の道の駅「めぐみ白山」にて少し変わったハンドクリームを見つけた。
めぐみ白山に立ち寄ってきた
8号線沿いにあるのでつい立ち寄ってしまう。
この日は「ひょうたんアート ランタン展」というのも行われていた
館内で行われていた。
きれいなひょうたんだった。
これくらい自分の手もツルツルだったらいいなぁと思う。
写真でも見えるようにこの奥の売店にてその変わったハンドクリームを見つけたのだった。
それがこちら
イノシシ油配合のハンドクリーム「INO」だ。
ニノでもキノでもピノでもなく「イノ」だ。
使ってみる
イノ、開封
ハンドクリーム「INO」はイノシシ油が30%配合されている。
こんなハンドクリームは日本初なんだとか。
発売元は白山市木滑西の「山立会」(ヤマダチカイ)だ。
山立会は里山の保全を目指す「MOUNT PIECE(山のカケラ)」という里山ブランドを立ち上げているところだ。
ブランドミッションは「希少性・機能性・審美性の高い里山の多様な魅力(カケラ)を抽出し、市場へ届けること」とのこと。
このハンドクリーム「INO」も里山の魅力が詰まっているということだ。
白山市もイノシシがよく出るところで、近年県内の他の市町に負けずジビエの利用に力を入れている。
当ブログでも白山市のイノシシ肉について何度か紹介をしている。
(イノシシ肉を使った「ふもと鍋」の記事は→こちら)
今回立ち寄った道の駅「めぐみ白山」のレストランでもジビエ肉の定食が提供されているくらいだ。
ジビエ=食べ物という観念が自分の中にあったのだけど、それだけではないことをそのハンドクリームが教えてくれた。
これはなかなか衝撃的なことであった。
ということで惹かれ、もともと手荒れがひどいことも重なって衝動で購入してしまったのだった。
クリームは白色
チューブと同じで白色だった。
猪だけに茶色っぽい色なんてことも想像したけれど、そんな野生すぎるような真似はさすがにない。
そもそも脂肪って白いですしね。
塗る
チューブから取り出して手に乗せ、なじませてみると、ものすごくサラッとしているのがわかる。
やすいハンドクリームだとベタベタとしていてあっちこっちで指紋をつけてしまいそうだけど、これはそういった杞憂がほとんどないくらいだ。
日焼けクリームを塗っているようなイメージがあるんだけど、その感覚は間違っておらず、なんでも日焼けによるシミ・ソバカスも防ぐんだとか。
それでいてイノシシ油のおかげか、しっとりとした感覚もある。
ちゃんとハンドクリームらしさも塗っていて感じられるわけだ。
また、その香りは独特でシトラス系とはまたちょっと違った、でも甘酸っぱいような、そんないいニオイが鼻を抜けてくる。
説明書によると、クロモジ(クスノキ科の落葉樹)の天然精油より作られた天然香料を使用しているようで、その香りなんだと思われる。
リフレッシュ効果があるそうで、確かに何度も嗅いでいたくなる爽やかさがある。
ちなみにそのクロモジは石川県白山市の間伐材を利用しているのだとか。
里山の恵みを余すことなくいろんな形で使っている訳だ。
感想
イノシシ油のハンドクリーム「INO」、油分が30%も含まれているからもっとギトギトしたものかと思ったら、その逆でサラッとして使いやすかった。
香りの爽やかさが印象的で、何度も蓋を開けたくなってしまうくらい癖になった。
使い始めて一週間後の手の様子
使い始めてまだそんなに日も経っていないのでまだまだ評価はし辛いが、ここ一週間で寒さが急に増して手荒れもさらにしやすくなったことを考えると、効き具合は良好である。
本当の効果の程はもうちょっと経ってからわかってくるだろう。
30グラムで1500円(税抜き)なのでちょっと割高でもあるものの、ケチらずしっかりたっぷり使って今年度の冬を乗り切りたいものだ。