初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

2023もMROテレビ『絶好調W』のイベント「ばばぱんまつり」に行ってきた

パン好きならどうしても足を運んでしまう…

今年2023年もMROテレビの番組『絶好調W』のワンコーナー「ばばぱん」のリアルイベントが行われていたので足を運んだ。

 

 

2023年は産業展示館で

前身番組から数えるともう10年以上続いているMROテレビの情報バラエティ番組『絶好調W』。

その人気コーナー「ばばぱん」のリアルイベントである「ばばぱんまつり」が昨年に引き続き今年も開催されていた。

昨年初開催の時、すごい人気だったしね、今年もやってくれないかなと思っていたら、本当にやってくれた。

日時は2023年9月30日(土)と10月1日(日)の2日間。

この季節に行われるのは昨年と同じだったが、その開催場所は去年と違って、西部緑地公園内の「産業展示館1号館」だった。

駐車場がある…

初開催の昨年はMROからも近い旧県庁「しいのき迎賓館」の「しいのき緑地」で行われていたんだけど、自分のような主に自動車で動いている者からすると、あの辺りでのイベントは駐車場難民問題に悩まされて、どこかの有料駐車場に停められても駐車場料金の心配から長居しづらかったので、この変更は有り難いことだった。

ということで西部緑地公園に行ってきた

自分が足を運んだのは9月30日(土)の方だった。

産業展示館や野球場、陸上競技場もあるこの公園にはちょいちょい足を運ぶが、広い駐車場があるとはいえイベントや大会の人気次第ではその駐車場もすぐにいっぱいになって停めれなくなるという問題が普通にある。

案の定、産業展示館1号館の近くには停められず4号館近くに停めることになった。

そこからは歩いて向かうことに。

道中、奇特な像のある噴水あり

すごい「く」の字だ。

自分はこんなにエビぞれる自信はない。

1号館到着

入口前にはこのような看板も。

開場時間は11時から16時まで。

土曜日と日曜日それぞれでステージイベントも行われる。

自分がやってきた土曜日では13時から石川元気応援隊ジャンピン、14時30分からはほくりくアイドル部のステージが行われる予定で、日曜日にはあの酒井法子さんも来ていたようだ。

 

パン購入へ

土曜日の午前中のMROラジオを聞き終えてからやってきた自分が到着したのは13時少し前だった。

入ってみて驚いたんだけど…

ほとんどの出店パン屋で完売していた

2時間弱で「売り切れ」状態のお店が半分以上あって、あと5、6店舗しか残っていなかった。

土曜朝のMROラジオ番組『モリラジ!』内でもこの会場との中継があり、すでに多くのお客さんで並んでいることはわかっていたんだけど、こんなに早く完売になっていたとは…

もちろんまだ完売していないお店も長蛇の列で、自分はとりあえず…

「ひらみぱん」の前で並んだ

数に限りがあるので、並んでももしかしたら買えない場合もあるという話も聞かされたけど、並ばなければ買えないんだから並んだ。

その頃、ステージではジャンピンのイベントも始まっていた。

どれくらい並んだだろうか?

ジャンピンのイベントも買う前に終わってしまったので少なくとも30分以上は並んでいた。

なんとか買える

売り切れる前に自分の番に回ってきたので、ここでは3つのパンを購入した。

買い終えてイベントステージの方までやってくると…

ステージトークが行われていた

『絶好調W』にも出演している二人だ。

右が「バッシー」ことMROアナウンサーの石橋弘崇さん、左が「ゆかり姫」ことほくりくアイドル部キャプテンの松井祐香里さんだ。

お二人共、ライブで観るの初めてだけど、テレビのまんまだった。

『絶好調W』は現在、MCが東京で活躍する馬場ももこさんとマテンローのアントニーさんが務めているんだけど、コロナ禍の頃、石川県にやってこれないそのMC二人に代わって『絶好調W』を支えていたのは間違いなく金澤百万石武将隊の前田慶次郎殿(番組開始当初からずっと出演している)と、この「ゆかり姫」、あとMROアナウンサーの人たちだったと自分は思っているので、生で観れて感慨深いものがあった。

特に松井ちゃんは、コロナ禍で出演機会が増えて、それによって食レポとかがどんどん上手くなっていった(最初はひどかった)ので、自分などはテレビの前で桜木花道を見る安西先生のような気持ちになっていたものだ。おかげでその感慨も一入(ひとしお)だった。

自分、アイドルのライブなんて人生で一度も観たことがなかったのだが、松井ちゃんを生で見て、14時30分からの「ほくりくアイドル部」のライブイベントも少し気になった。

 

もう一軒並ぶ

そのままほくりくアイドル部のライブステージが始まってくれれば続けて観ていたと思うのだけど、14時30分までまだ時間もあり、二人のステージトークも一旦終わった。

ステージライブまでこの場に残るか、それともパンも買ったしこれで帰るか、悩みながらステージ前を後にすると…

オートバックスのブース発見

このイベントの特別協力である「石川県オートバックス 和希株式会社」が今年も車を展示していた。

こちらはガライヤだ。

オートバックスが開発した幻のスポーツカーだ。

さらにはGRヤリスも

可愛い顔してラリーカーだ。

一般的に町中で見られるヤリスとはフレームからして違うGRヤリス、個人的に冗談抜きで欲しい車の一台なので、まじまじと眺めてしまった。

現在トヨタでは生産を停めていて、受注の再開が今年の12月ぐらいからって言われているので、むちゃくちゃ悩む。

ほかにもレクサスのEV車である「UX300e」やキャンピングカーの展示も行われていた。

オートバックスのマスコット「タイヤくん」もいた

今年も発見!

いつ見ても毛並み(とは言わないか)がツヤツヤしていてさわり心地良さそうなんだよね。

もちろん今年も触ってませんが。

後方には車の展示ブース以外にもお子さんたちが遊べるブースもあって、パン屋以外でも盛況していた。

パン屋のほうはどんどん出店店舗が完売していって、ライブ前には売りつくされてしまうんじゃないかとも思ったけど…

まだまだ並んでいるお店もあった

こちらの「NOTOHIBAKARA マラサダ」というお店はなんでもこの日2500個のパンを用意していたそうで、ほかのお店がクローズしていく中、こうして列が続いていた。

昨年は駐車場料金の心配や、季節外れの真夏日による熱中症の心配からパン屋のハシゴを諦めていたけど、今年はそれもできそうな気がしてきたので、ダメ元でここにも並んでみた。

メニュー表が回ってきた

並んでいるとこちらが回ってきた。

「並んでいても買えない場合があります」なんてことを言われることも覚悟していたけど、逆にメニュー表を渡されたので、これは待っていれば買えそうな気がしてきた。

あ、ほくりくアイドル部のライブが始まってしまった…

まだもう少し待っていなければならないところでライブが始まってしまった。

ここで列を抜けてしまったら、そのときこそもう買えなさそうであったので、ひとまずライブは我慢して並び続けた。

歌声は並んでいても聞こえるしね。

売り切れているものもあったけど、なんとか自分も買えることに

このお店ではドーナツを含めて2つ購入させてもらった。

最初のお店と合わせて計5つのパンだ。

お昼ごはんをまだ食べていないパン好きとしてはニヤニヤが止まらなかった。

ライブも少しだけ見れた

ほくりくアイドル部、いやアイドルというもののライブを初めて見たけど、ものすごくパワーあるね。

ほんと元気をもらえた。

ゆかり姫がライブ後に機転を利かせて、前の方で観ていたお子さんたちを壇上に上げて、メンバーみんなと写真撮影していたんだけど、対応が神がかっているなぁって、ほくりくアイドル部初心者の自分などは思った。

本人たちとしてはいつものことなのかもしれないけど、ちゃんとステージを回している松井ちゃんの姿がね、コロナ禍前に馬場さんやアントニーくんにダメ出しくらいまくっていた印象とは全然違っていて、キャプテン、スゲェなぁと感心してしまった。

そりゃ、富山や福井の番組からもオファーくるよね。(忙しいからか最近『絶好調W』での出番が少し減ってきているのが寂しい)

いやぁ、ほくりくアイドル部、ほんと良かった。

この一瞬は、パンのこと、忘れてしまっていたよ。

 

購入したパン

ほくりくアイドル部のライブも少し見れて、これで昨年できなかった「ステージイベントの鑑賞」も果たすことができたので満足した。

産業展示館での開催は、ホント正解だと思った。

駐車場もあるし、室内だからエアコンも効かせられ季節外れの真夏日による熱中症の心配もほとんどないし、この日に至っては雨も降りそうな気配があったから、仮に降っても濡れずに済むし、我々ユーザーからするといいことずくしだった。

おかげで昨年できなかったパン屋のハシゴもライブの鑑賞もできたので感謝しかない。

その購入したパンであるが、昨年同様、家に持ち帰って食べた。

こちらがその5つ

右のお皿が「ひらみぱん」で購入したもの。

左のお皿が「マラサダ」で購入したものだ。

右上から「生ハムとチェダーチーズのカンパーニュ」「紅茶メロンパン」「加賀れんこんとチーズの絶好調パン」。

左下のものがお店の名前を冠した「マラサダ」というドーナツで、その隣が「角煮パン」だ。

文字数の都合上、一つ一つの感想はまた別の機会にすることにしたい。

全体的な印象としては「ひらみぱん」のパンはややハード系で塩の味が効いているので、食材の良さを料理のような感覚で引き出している印象があり、子供が食べるパンというよりは大人が食べる惣菜パンだなと思った。

塩味のおかげで、これ、ビールとも合うんじゃないの?と思ったくらいだ。

「マラサダ」はドーナツ屋の印象を強く持ったけど、角煮のパンを食べたらそのボリュームとインパクトに、こちらも大人が食べる惣菜パンだと考えを変えてしまいそうになった。

角煮パン、美味しかった。パンに角煮って、この発想はなかった。いや、これは子供も好きだわ。

とまあ、考えがころころと変わってしまうくらい心動かされた。

どちらも大変美味しかったです。もちろん完食。

並んだ甲斐があった。

そして、ほくりくアイドル部のライブも初めて見れて、今年の「ばばぱんまつり」に足を運んで良かったと心より思った。

これを機にほかのこの名前も覚えようかな(他局だけど「オレンジ号go」もなにげに観ている)。

このイベント、来年もあればもちろん行く。