初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

イオンモール白山に行ったので「ねこねこ食パン」も食べたくなった

先日、宝達志水町の獅子舞を見にイオンモール白山に行った際、以前より気になっていた「ねこねこ食パン」を一つ購入してみた。

その味の感想を記したい。

 

 

イオンモール白山の中にあるベーカリー

3月5日に「いしかわ百万石文化祭2023」のPRイベントがイオンモール白山にて行われていた。

宝達志水町の獅子舞も見れると言うので自分も足を運んできたわけだが、同モールにもベーカーリーがあり、やはりというか、ふらっと立ち寄ってしまった。

「ふらっとパン屋巡り」である。

そのお店というのが「ハートブレッドアンティーイオンモール白山店」

全国で80店舗くらいあるお店だ。

あまりチェーン店ではこの企画をしないようにしようと思っていたのだけど、以前よりここで売られている「ねこねこ食パン」なるものが気になっていたので、この度買ってみることにしたのだった。

写真のようにいつもお客さんが並んでいる。

特に自分などは土日にしか来たことがないので、いつもこの光景だ。

並ぶのが苦手なので毎回敬遠していたけど、食べたいものはやっぱり食べたい、ということで並んでみた。

こんなかわいい暖簾を目にしてしまうと気になってしまうだろう

パンの形も猫だしね。

パン好き、動物好きとしては気にならずにはいられなかった。

石川県内では、おそらくここでしか売られていないんじゃなかろうか?

そして購入

袋はこちら。

裏面に貼られたシールを見ていると愛知県の会社なのかな?

中を覗く

取り出す前に撮ってしまった。

ここからでもわかる猫の形。

「ねこねこ食パン」というだけあって、形が猫の顔なのだ。

取り出す

猫の顔が円筒状に伸びた一斤の食パンだ。

シンプルな「プレーン」(ミルク)のこちらで一斤585円(税込)だ。

ほかにもレーズンが入ったものとかも売られていたけど、初めてのねこねこ食パンだったのでプレーンにした。

ミルクをふんだんに使っているというのでプレーンでもうまそうに思えた。

 

ねこねこ食パンをいただく

包丁入れます

耳の部分が盛り上がっているので少々切りづらくもあったけど普通の食パンのように切れた。

切っていくとそれだけでなんかかわいい

猫の顔が何枚も出来上がっていくようで、切っていて楽しくなってきた。

調子に乗ってこのとき食べる分より多く切ってしまったくらいだ。

保存用の袋がついていた

なんだろうか猫の表情が描かれた袋がついていた。

一気にすべて食べる訳ではないのでこの袋い入れて保存することになる。

なるほど、ちょうど顔になるのね

食パンの輪郭と袋の表情を合わせると猫の顔になってくれる。

この遊び心、素敵だ。

このぶっきらぼうな表情も、自分には好みだ。

とりあえず一枚焼いてみた

グリルで焼いているので加減が難しかったが、それなりに丁寧に焼けたかと思う。

こんがりと焼けて色が変わると、これはこれで可愛く見えてしまう。

愛猫心をくすぐるパンだ。

焼いているときから、なんなら封を開けたときからわかるのだけど、ミルクの香りがちゃんとする。

この香りだけで、パンにいつも牛乳を合わせてしまう牛乳好きの自分としては「ああ、美味いだろうな」と脳を興奮させてくれるのだった。

あ、もちろんこの日のパンのお供も牛乳です。

いつものくまモンカップに入れてみたら、後頭部のシルエットがこの食パンと被って見えた。自分としてはニヤニヤしてしまう。

さて、実際かじってみると、すぐにわかるミルクの味。

「プレーン」と書かれてあったけど、これはもうミルクパンだ。

プレーンだけど甘みがある。もちろん香りがミルキーだから、食パンなのにクリームパンに近い風味がある。

香りの段階でわかっていたけど、好みだわ、これ。

しかもこれ、牛乳と一緒に食べるとさらにミルキーさがアップ。

いやぁ、美味いじゃないか。

いつもつけているジャムも投下

ここでいつも食パンに塗っているブルーベリージャムを乗せてみた。

スマホを使うようになってから視力低下が著しいので、視力戻らないかなとの目論見で食べているブルーベリージャムだ(全然戻りませんが)。

ジャムと一緒に食べてみると、これがまたいつも以上にジャムの甘さが増していた。

それくらいパン自体に甘みを感じさせてくれるのだろう。

お店にはチョコペンも売っていたけど、甘いものとの組み合わせは倍増効果を生むようだ。

 

後日、味変を楽しむ

プレーンのねこねこ食パンをいつも食べている食パンのようにシンプルに食べてみると、さすがにその味の違い、味の良さがよくわかった。

スーパーで買うものとは値段が高い分、やはり美味い。

そのミルキーさのお影でそのままでも行けるのだけど、自分は普段から食パンには色々と乗せたがる性分をしているので、このねこねこ食パンでも色々と乗せてみたくなった。

味変だ。

ということでベーコンを乗せた

さらにその下に乗っているのはエノキ(きのこ類)だ。

食物繊維とタンパク質も同時に摂りたいなと思うと、こういうことをしてしまう。

乗せて焼けばいいだけだからお手軽だ。

ただ、上に乗せた具材たちをしっかり焼こうとしたところ、パンがだいぶ焦げてしまった

輪郭あたりが黒くなってしまった。

でも、こうして焦げて黒くなっても黒猫のように見えてくるのだから悪い気はしない。

なんてマジカルな食パンなんだ。

かじってみる

結構イケる。

ベーコンの旨味も脂も甘みとして感じることができるので、不思議と合う。

いや、ベーコンの脂味にも負けずしっかりとパンのミルクの甘みを感じるといったほうが正解だろうか。

むしろ甘みが勝るのだからホンモノのミルキーパンだ。

淵を焦がしてしまったのはちょっと失敗だったので、いきなり具材を乗せて焼くのではなく、先に具材をフライパンか何かで炒めてから焼いたパンに乗せて食べるとベストだったかもしれない。

いつものようにラクしようとするとうまくいかないようだ。

ちょっと高いパンだけはある。

と言いながら、また安直なことをする

次の日には、イワシの缶詰があったので、その切り身を乗せてみることにした。

もちろん先にパンを軽く焼いてからだ。

前回の反省はしっかりしているものの、乗せているだけなのでやっていることは安直だ。

うむ、猫が魚を咥えているようにも見える。

サザエさん』を見ながら思いついたので、狙いとしては満足(自己満足)だ。

魚を咥えた猫のような食パンを、いただきます!

味付けされた魚も、その味を包むようにキャッチしてくれる。

ただ、魚を一匹しか挟まなかったせいか、ややミルキーさの主張のほうが強かったかもしれない。

もっとたくさん挟んで、がっつりとミルキーさと喧嘩させるくらいだったほうが、味の相乗効果を期待できたと思う。

パンの耳がある分、口の中がややパサパサしてしまったりもしているからね。

ちょっと汁気が欲しかった。

ただ、それでも具材を受け止めるキャッチャー的な立ち位置の可能性は十分感じられた。

 

感想

ハートブレッドアンティーイオンモール白山店で購入した「ねこねこ食パン」、ミルキーさがしっかりあって美味かった。

あのミルキーな甘みはほんと自分好み。

機会があればまた買いたくなった。

色々と試して甘いものと組み合わせるほうが甘みが際立つのでマッチ度は高いと思われるが、遊び心をくすぐられる形をしているので、また購入したときにはさらにいろいろと乗せたりして試してみたい。

ねこねこチーズケーキもあるのか…

ケーキの中ではチーズケーキが一番大好きな自分としては、これまた惹かれるものがある。

次はこちらも挑戦したくなった。

なお、同店で「とろりんチーズフランス」も買っていた

そのときあまりにもお腹が空いていたので車内で食べれそうだと思ったこちらも購入。

普段なら一つ590円のところ、この日は100円引きだったので買ってしまった。

そうして食べたら…

ヘビーでした

写真では伝わりにくいかもしれないけど、結構大きくて、その中に焼かれたとろとろチーズがふんだんに入っている。

チーズ好きとしてはたまらん一品だけど、これ一つでお腹がいっぱいになったよ。

これ、もしかしたらシェアして食べるものかもしれない。

一人で食べるにはかなりのボリュームだった。

何はともあれ、ごちそうさまでした!