初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

ふらっとパン屋巡り 白山市平加町「ぱんだふる」

美川でお祭りを見に行ったときもパン屋に立ち寄る。

ふらっとパン屋巡りだ。

今回は白山市平加町の「ぱんだふる」へ行ってきた。

 

 

白山市平加町にあるパン屋

5月のことになるが、美川のおかえり祭りに足を運んど際、美川のすぐ近くでパン屋を見つけた。

「ぱんだふる」というお店だ。

ちょうど昼時だったので、やはりというか、ふらっと立ち寄ってしまった。

地図

住所は白山市平加町になる。

県道104号線沿いにあるお店だ。

この看板が目印

104号線を走っているとこの看板が目に入る。

すぐにパン屋だとわかるネーミングだ。

お店の外観はこちら

周りに住宅が多いところで、お店自体も一軒家のような雰囲気がある。

一階はお店なのだけど、二階は居住スペースになっているんじゃなかろうか。

店の前の駐車場には、2、3台停めれる。

お店の中は広くなく、イートインスペースのようなものもない。

庶民的な町のパン屋さんといった趣があるお店だ。

価格も良心的で、種類も色々とあったので、自分はここでつい5個もパンを買ってしまった。

 

手取公園平加園地でいただく

店内にイートインスペースがないので、お店の方に近くに公園がないか聞いてみると、手取公園平加園地を教えてもらった。

白山市のお店なので金沢市まで持って帰って食べるには距離があり時間がかかってしまうので、近くの公園かどこかの駐車場で食べたくなったのだ。

教えてもらった手取公園は「ぱんだふる」から歩いていくとまあまあの距離があるけど、車で行くとすぐのところにあった。

到着

奥には浅いプールのようなウォーターガーデンもあるところだ。

そのまわりのベンチに座って食べようかと考えたけど、カラスやトンビが狙っているそうで、結局駐車場に停めた車内に戻ってきてしまって、そこでいただくことにした。

自分が購入した5つのパンは「サンドイッチ」「エビプリパン」「ダブル抹茶」「ぱんだふる」(店名と同じ名前のパン)、そして「雪景色」というものだ。

ではサンドイッチからいただきます

お店のポップにも書かれてあったけど、シンプルなサンドイッチだ。

中身はツナ、さらにきゅうり&ハム。

うむ、凄くシンプル

むずかしいことをほとんどしていないと思われるわかりやすいサンドイッチだ。

でも、食べてみると、シンプルゆえに安心感のある味だった。

食べやすいなぁ

ガツンと来るものない、やさしい味わいだ。もちろん、うまい。

野菜にまで刺々しさがないのだから、これは毎日食べていても苦にならないだろう。

一個目から印象がすごくいい。

続いてはエビプリパン

自分は惣菜パンが好きなので、目に入ってすぐに手を伸ばしてしまった一品がこちらだ。

中学生時代のパン注を思い出してしまう。

エビカツとかエビプリとか、もうその響きだけで選んでしまうのだ。

一口大きく、バクリっ!

予想していたが、エビカツを包むパンがまたやわらかく優しい。

エビカツの方も衣がコロッケのように柔らかくって、エビコロか?と思うほど。

この食べやすさは子どもも好きなやつだ。

エビの味がどことなく牡蠣の風味にも似ていたから、ちょっと謎だったが、何個も食べたくなる美味さだ。

3つ目はダブル抹茶を

中も外も抹茶だからダブル抹茶なんだとか。

自分は抹茶味というものがすごく好きなので、このダブルの文字には惹かれるものがあった。

こちらも即選択していた。

うれしいかな、中も抹茶クリーム

抹茶味好きにはたまらん、マッチャづくし。

香りからして落ち着くフレーバーだね。

かぶりついてみると、その抹茶クリームは甘くて美味い。

結論を言うと、5つの中では一番甘みにインパクトがあったかと思う。

一瞬、ガツンと来たのだ。

それでもくどくならないのが、抹茶の持つ不思議な力だろうか?

2、3個いきたくなった。

4つ目は「ぱんだふる」

店名と同じ名前を与えられた「ぱんだふる」を代表する一品だ。

お店の看板商品のようなものだから、これまた名前を目にして買わずにはいられなかった。

かぶりついてみると焼き菓子

パンと言うよりは、クルミと砂糖を使った焼き菓子といったものだ。

癖のない香ばしさで、ほのかに広がる甘さは、やはりくどさがない。

お菓子のようで、でも名前からパンと言い張れそうだから、子どもが大人に買ってもらいやすそうな印象がある。

そんな親子のやり取りの光景が、食べながら思い浮かんできてしまった。

クルミなんで栄養価も高そうだし、その点も買ってもらえる理屈になりそうだ。

キッズたちにとっちゃ魔法のような、なんて都合の良いパンなんだか。

う~ん、ぱんだふる!

最後は「雪景色」

この小洒落たネーミングのものはthe菓子パン。

なんならスイーツみたいだと思ったくらいだ。

ちなみにこちら、冷蔵庫に入っていて特別感があった。

値段もやや高いので、大人が楽しむ菓子パンといった印象を持った。

名前だって大人びている。

かじってみると中は生クリームと小倉

あんこではなく、生クリームと小倉だ。

この組み合わせ、子供の頃に憧れたなと、何故か自分までも童心に帰ったような心地になる。

そうしてそれを噛み締められる喜び、大人になったものだとしみじみ思うのだ。

生クリームなので要冷蔵なのだろう。

その味だが、これまた優しい甘さ。

子供の頃、生クリームを食べすぎると頭が痛くなったりしたものだけど、先に4つも食べた最後の5つめながら、頭痛がするようなことはなかった。

これはおそらく意図してここまでやさしい甘さにしているんだと思う。

舌もシビレないからどんどん食べれてしまった。

その優しさが嬉しいよ。

ごちそうさまでした。

美味しかったです。

 

感想

「ぱんだふる」のパン、やさしかった。

これだけくどさがないと、毎日食べても平気だ。

おそらく、そういったところを意識して甘さを抑えたり、シンプルに作ったりしているんじゃないかと思う。

それでいて栄養もちゃんとある。

店名と同じ「ぱんだふる」がその典型で、これを今回食べれたことが自分にとっては収穫だった。

よく選んだと自分を褒めたい。

結果的に5つも食べてしまうことになったが、それでも合計で千円くらいだったし、財布的にも庶民に優しい。

焼き菓子みたいなパンだから長い距離運んでも平気そう

またふらっと立ち寄って、お土産感覚で「ぱんだふる」を買って帰りたい。