「hokka」こと北陸製菓が作る揚げあられ「ビーバー」にこの春、わさび味が出ていた。
新フレーバーが出るたびに味見したくなってしまう隠れビーバーファンの自分なので、今回も一つ購入してみた。
わさび醤油味のビーバー
当ブログでも何度も取り上げてしまっている北陸製菓の揚げあられ「ビーバー」の新フレーバーの味見だ。
決して安いお菓子じゃないのだけど、どうしても新しいのが出ていると、どんな味なのか気になってしまう。
今回もその感情に負けて3月に新登場した新味を一つ購入してしまった。
その新味というのが「わさび醤油」味だ。
まさかの「わさび」だ。
自分は辛いものが苦手で、カレーも甘口ばかり食べているお子様の舌を持つ人間だけど、辛さでも「わさび」の辛さだけは平気で、いやむしろ好きで、お寿司にもお刺身にも欠かせない。
サビのない寿司なんて寿司じゃない、なんて傲ったことを言ったことがあるくらいだ。
どうやら自分はスパイシーな辛さが駄目らしい。
ワサビの辛さは全然我慢できるし、その刺激に、風味に魅了されている口である。
それだけに、ビーバーにわさび味が出たと知った時は買わずにはいられなかった。
買った
こちらが「わさび醤油ビーバー」だ。
パッケージの緑色がいい色だ。
ワサビが好きな者からするとなんて落ち着く色なんだか。
山葵が苦手な人からすると、あの鼻からツーンと抜けるような辛さを思い出す刺激的な色だろう。
おそらく、いや間違いなく、キッズたちをターゲットにしたものではないはずだ。
ただのワサビ味ではなく、わさび醤油
しかも金沢市大野にある直源醤油(なおげんしょうゆ)の「もろみの雫」を10%使用しているそうだ。
さすが、石川県金沢市の企業。
いただきます
オープン
暗い中でもあられに緑っぽいものが見える。
香りもほのかにワサビだ。
好きな人間としてはニヤニヤしてしまう。
では食べるとしよう
見た目は、昆布も入った揚げあられだ。
和テイストなお菓子なのだけど、そのお供に選んだものは牛乳だ。
甘いもの、またパンにも牛乳派の自分だけに牛乳をチョイスしてしまった。
いえ、本当は緑茶か何かを合わせようと思っていたのに適当なものがなかっただけです。
まあ、いいさ。
いただきます
一つ口に放り込んでみると、そんなに強くないワサビの刺激。
鼻を抜けるような風味はあるものの、それが痛いと感じるレベルのものかといえばそうではない。
これは醤油のおかげだろうか、マイルドで食べやすい味付けになっている。
お子様をターゲットにしていないだろうと思ったけど、お子様でも食べれる代物かと思う。
大人のお茶漬けに憧れるようなマセたお子様だったら、間違いなく好きな味、ハマる味だろう。
確かに強烈な刺激はないのだけど、揚あられとしては具合がいい。
なぜかというと、続けてたくさん食べれてしまうからだ。
ワサビ好きの自分としてはかなり好きだ、これ。
ビーバーの中では1、2位を争うくらい好みだ。
ドラマを見ながら食べ続ける自分
ワサビの刺激がほのかにありながら食べやすいので、ドラマやスポーツ観戦のお供にも使いやすい。
個人的には、涙を流してしまうくらいワサビ盛り盛りの味にしてくれてもいいのだけど、そんなチャレンジングなものはさすがにニーズが少ないだろうか?
ドラマで、スポーツで感動して泣いても「ワサビのせいです」と言い訳できるし、泣けなくても無理やり泣けて涙活になるかと思うのだ。
なにはともあれ、美味かった。
牛乳と一緒に食べると意外とマッチしていたのも発見だった。マイルドさが増すのでより食べやすい。歯にくっつきやすくなりますけどね…
ごちそうさまです。