初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

竪町ストリートにも九谷焼ガチャがある

かなり久しぶりだけど九谷焼ガチャを回してきた。

場所は竪町(タテマチ)ストリートこと竪町商店街だ。

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竪町にも九谷焼ガチャがある

九谷焼ガチャをよく回していたのが3、4年くらい前なのだけど、その頃から竪町に九谷焼ガチャシリーズの一つが置かれていることは知っていた。

なかなか竪町に寄る機会そのものがなくて縁遠かったが、先日久しぶりに竪町を歩いた、もとい通過した際に、思い出したように回してみたくなったのだった。

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ということでタテマチストリート

ここ、日中は歩行者専用道路になっているので車で来れない。

車で来れない=自分はなかなか足を運びづらい、という事になってしまうので、そりゃ縁遠くなってしまう。

久しぶりに通過してみたら、コロナ禍のせいで土曜日だっていうのに通行人の数がほんと少なかった。

2003年に県庁が鞍月に移ってから竪町や片町の人の通りが減ったと言われるようになったけど、ここまでひどくはなかったと思う。

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自分としては歩きやすかったですが…

やはり寂しい。

いつまで続くんだ、この自粛ムード。

さて、片町方面からストリートに入って歩いていくと、写真のようにローソンが見えてくる。その少し手前、右の方に九谷焼ガチャが置かれている。

どこかの店内ではなく、外に置かれているので見つけやすいかと思う。

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ここ

クリーニング屋の角のところに置かれている。

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もうちょっと引いた図

ちょっと手前には染材料の西沢商店なんかがあるところだ。

ガチャが置かれているのはクリーニングのホワイト急便のある建物なんだけど、調べてみると正確には設置しているのは管工事会社の「加州設備」なんだとか。

 

回す

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なにはともあれお目当てのガチャ

数年ぶりだったから、ちゃんとあって良かった。

こちら、九谷焼箸置きが一つ入った一回500円のものだ。

このガチャシリーズ、いつのまにか県内のあちこちに設置されているようで今(令和3年3月)では50近いスポットで置かれているみたいだ。

自分が初めて回しに行ったのって小松市安宅の関のあったところだったけど、当時はそこ一箇所しかなかった。

安宅の関跡で初めてガチャを回したときの記事はこちら

少しずつ増えていったのは当ブログでも紹介しているけど、3、4年でここまで増えるとは思ってもみなかった。

完売したものもあるが、シリーズもどんどん増え、TYPE A~TYPE X(令和3年3月現在)まで登場しているそうだ。

今回のこの竪町に置かれているものはシリーズで言うとTYPE Fにあたるものらしい。

入っている箸置きはすべて手書きの6種類。

正面の図でいうと上から「十草」「うし」「富士山」「赤椿」「紙風船」「吉の字」の6種類だ。

この中では個人的に「うし」がほしいと思った。

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横を確認

ボックスの半分くらいはカプセルで埋まっていた。

結構入っている。

これなら「うし」も狙えそうな気がした。

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足元にはカゴ

空カプセルを入れるカゴだ。カプセルを回収しているのだ。

そういえば他のところでもこういうのあったなと、久しぶりなのでちょっと懐かしくなる。

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久しぶりなので500円を入れる手もちょっと震える

ここのは「500円玉」をいれる仕様だ。

場所やシリーズによっては500円以上の物もあったりして、そのときは専用のコインを購入して回すことになるんだけど、こちらは硬貨の「500円玉」を入れるのだ。

そのため500円玉を持っていないと回せない。ないときはどこかのお店で何かを買ってお金を崩すか、両替するしかない。

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この挿入の瞬間も久しぶり

ここで一回撮るのも、むかし習慣のようになっていた。

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できれば「うし」よ、出ろ

との一念で回したわけではない。

どちらかというとこの瞬間無心だったと思う。

久しぶりに回したものだから、これが欲しいとの強い念力はすっかり忘れていた。

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無心のうちに出てきたカプセル

硬貨を入れて回して落ちてくるこの一連の動きをじっくりと堪能していたような心地である。

それらの瞬間が懐かしく、またそれらだけで楽しいのである。

そんなもので、もう何が出てもOKの心理状態だったわけである。

無心というか無欲ですな。

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無欲でキャッチ

得てして、こういう純粋な精神状態だといい結果が出るものだが…

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無欲の結果

出た!

この平べったくない形状、筒状の意匠、まだら模様、カプセルをあけなくてもすぐにそれだとわかった。

できるならこれがほしいなと思った「うし」だ。

無心、無欲、イノセント万歳である。

 

結果と感想

ほんと3、4年ぶりに九谷焼ガチャを回した。

久しぶりすぎて回すとき緊張したりもしたけど、回すまでの一連の動作だけでワクワクとして興奮できたのだから、この久しぶりというのは逆に良かったのかもしれないと思う。

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結果も一番いいなと思った「うし」だしね

一つの企画もののように新しいシリーズが出るとすぐに回しに行っていた頃はちょっと忙しなくて、気持ちも疲れてだれてきていたのは否めない。

結果として数年ブランクを作ってしまったのだから、もっと自分らしくマイペースにのんびりやっていれば良かったのだと省みる。

まあ、それくらい運営している九谷陶泉の商品開発のペースが早いということで感心するばかり。

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ちなみにお腹には「九」の文字

あんまり無理をして一気にやるべきではないかもしれないが、久しぶりに九谷陶泉さんのサイトを見たらシリーズがすごい増えていたのでまた回してきたくなったのも正直なところなので、マイペースながらこれからもまた回しに出かけたいと思う。

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もちろん竪町にもまた足を運びたい

コロナ禍のせいで外出自粛のムードが続いているけど、ガチャなんていう小さなきっかけでもいいから街に出て経済を回す一助(かなり微々たるものかもしれないけど)となりたいものである。