初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

コスモアイル羽咋の中にも九谷焼ガチャがある

UFOの町で知られる羽咋市にある宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」にも九谷焼ガチャがあるというので立ち寄った際に回してきた。

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久しぶりにコスモアイル羽咋

以前、当ブログでも紹介しているとおり、石川県羽咋市は「UFOで町おこし」をしているところだ。

どういうこっちゃと頭が「?」になる方は感性が正常であろう。

が、そういうことなのだから受け入れていただきたい。

羽咋市がUFOの町だという記事はこちら

その象徴たる建物が宇宙科学博物館コスモアイル羽咋だ。

そこに九谷焼ガチャが、しかも独特なものが置かれているというから、久しぶりに足を運んできた。

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コスモアイル羽咋

出向いたのが3月であったので周りの木々には花も葉もついていない。

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マーキュリー・レッドストーン・ロケットもちゃんとある

館の前にて鎮座する本物の宇宙船だ。

シンボルとして億単位で購入しているんだから市の力の入れようが違う。

そこが発射台になっているんじゃないかと勘違いしてしまうし、何度来てもこれを見るだけでワクワクしてしまう。

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この砂像もまだあった

入り口の前に館のマスコットキャラ、宇宙人の「サンダー君」がUFOを神輿のように担ぐこの砂像が今も残っていた。

ちょっと欠けてしまっているのは年季の現れだ。

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ピアノコンサートなんかも行われる

館内では定期的にこういったイベントも行われているようだ。

宇宙関連以外のこともやっているんだね。

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もちろん中も入った

1階は図書館などがあり、無料スペースとなっている。

2階、3階の展示スペースは有料になっている。個人だと大人で400円、小中学生で200円だ。

久しぶりだったので、2階の展示も目にしてきた。

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マスク着用のお願いが今どきっぽい

その絵がしっかりサンダー君なのがこの館っぽい。

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相変わらずすごい展示だ

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おお、UFOの文字…

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語る博士

バックトゥーザフューチャー』に出てきそうだな…

とまあ、展示物も鑑賞してしまっていた。

以前の記事で展示物の写真を上げているので、今回はこれくらいで割愛させていただく。

 

さて、今回の目的である九谷焼ガチャであるが、どこにあるのか少し探した。

まあ、難しいところにあるわけではないので、気づく人はすぐ気づくと思う。

それは一階の売店にある。

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ここにある

売店の、柱の裏に設置されていたので、自分はしばらく気づかなかったのだ。

なかなか見つからなくて探しているときは、ここにあるという噂は眉唾だったのか、それとも完売してしまってすでに撤去されたのかと不安になっていたものだ。

まだあって良かった…

 

九谷焼ガチャを回す

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改めて、九谷焼ガチャ in コスモアイル羽咋

噂は眉唾でもなく、完売して撤去されたわけでもなかった。

ラインナップを見てわかるように、コスモアイル羽咋専用に作られた限定の九谷焼箸置きだ。

サンダー君もいるし、UFOもあるし、ロケットもあるしでこれでもかと羽咋だ。

九谷焼って加賀市能美市小松市と言った加賀方面で作られている焼き物なので、石川県でも能登地方にあたる羽咋市にこれがあるってなかなか特異だ。

自分のようなマイペース奇特人間からすると、こういうの、回さずにはいられないのである。

ただ、限定で柄もオリジナルだからか…

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一回800円

普通の九谷焼の箸置きガチャだと一回500円なので割高だ。

当然、500円玉硬貨も使えない。

受付で専用のコインを購入する必要があるのだ。

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交換しました

よく見るとガチャのデザインが施されているんだね。

500円玉より小さいのでなくさないようにしたい。

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投入

サンダー君、UFO、ロケットのデザインがあるうち、個人的な狙いとしてはサンダー君が一番欲しいところであった。

そんなもので、このときの自分の頭の中は『サンダー君出ろ』との一念が半分以上を占めていた。

それが駄目ならUFOでもいいよ、と全体の4分の1くらいは考えていただろうか。

残り4分の1は、ロケットだと正統派だな、なんてことを考えていただろうか。

自分は天の邪鬼なところがあるので、ロケットは地球人が作ったもの、より大衆的で地球人からするとそっちのほうが正義みたいに見えて、むしろそういうのから外れたいなんて考える節があるので、自分の中での序列ではロケットは一番最後であった。

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ま、なんでもいいですけどね

回し始めると、何でもいいやとなるんだから、執着がないと言うか我ながらマイペースだと思う。

どうせ自分は基本的にガチャ運がない。

当たるも八卦当たらぬも八卦だ。

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出た

ロケットが!

カプセルを開けなくてもすぐに分かるその姿、見間違うことなくそれはロケットだった。

色は「青」と、カラーまではっきりとわかる。

うむ、晴れて自分は地球人側に組み込まれたようである。

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じっくり鑑賞

お子様ランチを食べているくらいの小さな子供(男の子)が喜びそうな、かわいらしくかっこいいデザインだ。

自分が幼少の時分であったなら、間違いなく喜んでいただろうと思う。

大人になった自分の目には、むかしゲームセンターやファミコンでやったシューティングゲームに出てきそうだなと映った。

それはそれでかっこいい。なにげに子供の頃ゲーセンによく行っていたので…

というか、そう見えてくると、懐かしさがあって、ああロケットでも良かったなと思えてきた。

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いつもの文字は側面に

九谷焼箸置きガチャのいつもの「九」の文字は側面に書かれていた。

なんでこんな書きづらいところに書かれてあるのか少し謎である。

まあ宇宙なんて謎ばかりだし、UFOの町を自称する羽咋市も摩訶不思議なんだから、むしろ羽咋っぽくって悪くない。

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裏面は真っ白

だいたい裏面に「九」の文字が入っていたりするものだけど、こちらは側面に入っているので裏面はご覧のように真っ白だった。

これもなんか珍しい。

ひっくり返って動かなくなったサメのように見える。

かわいらしく見えたのは自分だけだろうか。

 

まとめ

以上、コスモアイル羽咋にある九谷焼ガチャを回した結果である。

一回800円とちょっとお高いけれど、そのデザインは不思議な町・羽咋らしさあふれる宇宙関連のもので、オリジナリティと奇特さに満ちたものであった。

あいにく自分が引き当てたのは「ロケット」の柄であったが、ゲームっぽかったり、ひっくり返すと妙な可愛さがあったりと楽しめて、ハズレがないなとの感想を持った。

また、そんなガチャがまだちゃんと館内にあったことが嬉しい。

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自分が回しに行ったとき残り少なかったしね

このガチャシリーズは㈱九谷陶泉さんが作っていて、20以上のシリーズ(「Type」という)があるんだけど、完売によって終了したTypeもあるのだ。

回せてよかった。

できれば、このType、なくならないでほしい。

それでいて新しいサンダーくんの絵柄等に差し替わるのなら、それはそれで支持したいところでもある。

なお、このガチャボックス、一階の受付横の売店にある。

一階は無料スペースなので、ガチャを回すだけなら入館料は取られないだろう。

回すためだけにこの宇宙科学博物館に寄るというのもアリだな、と考える自分がいた。

また来たい。