7月15日、16日に、七尾駅から港にかけての御祓川大通り近辺で「七尾港まつり」が行われていた。
七尾の祭りはいくつも行ったことがあるけど、その「港まつり」はこれまで行ったことがなかった。
アニメ『君は放課後インソムニア』の作中でも描かれていたので、アニメを観ていた自分としてはこれを機に一度足を運んでみたくなったのだ。
というか、アニメ『君ソム』が放送されていた今年はそのスペシャルステージも設けられるとのことだ。
行っておくべきでしょう。
16日の夕方に七尾へ
15日土曜日、16日日曜日の2日間に渡って行われた港まつりであるが、花火が上がるのは日曜日であったのでその日に向かうことにした。
日曜日はその他にもアニメのスペシャルステージや総踊りとイベントが集中しているので、その日こそがメインな感じがする。
比べて土曜日は夜に提灯行列などを行っていて、どちらかというと前夜祭的な感じがした。
花火が夜から、総踊りも18時すぎから行われ、スペシャルステージは14時からと17時からの二回行われるというプログラムが組まれていた。
できるならその14時のステージから観たかったのだけど、自分自身なかなか時間の都合が合わず、夕方に七尾へ向かうのだった。
16時半くらいに七尾に到着
駅の写真であるが、自分は車で向かっている。
臨時駐車場がいくつか設けられているので、そこに停めて歩いてここまで来た。
自分が止めた駐車場は七尾市役所の前にあるところだ。
青柏祭に来たときも毎回のようにそこに停めている。
この日は、まだ花火まで時間があったからか待たずに止めることができた。
ただ、ほぼ満車状態であったので、これより30分ほど遅い時間だと停めれなくなっていたと思う。
パトリア!
この前で中学生の野球チームが全国大会に行くための募金活動をやっていたので、財布の中の数百円を投じてきた。
少なくてごめんよ。
御祓川大通りは車両通行止め
大通りでは露店も並び、橋の側ではステージも設けられている。
さらにはこの通りで千人近い方々が一斉に踊る「総踊り」も行われるため、このように歩行者天国状態になっていた。
この通りから、道の駅・能登食祭市場がある港までがこの七尾港まつりのステージ、と考えれば良いかと思う。
歩いていくと「路上パフォーマンス」が行われていた
これもこのお祭りの事業の一つだ。
途中から観たのでなんという団体なのか自分にはわからなかった。
歌って
踊って(大胆だな)
楽しそうだった。
最後は花魁さんも登場
何という団体だったのか、気になる。
終わった後、飴玉が飛んできた
見事キャッチ。
あとで花火の撮影中にいただきましたよ。サンクスです。
君ソムのスペシャルステージは撮影禁止
路上パフォーマンスが終わってしばらくすると、同じ大通り上でアニメ『君は放課後インソムニア』スペシャルステージが始まる。
1回目と2回目があったようで、時間的に見れなかった14時開始の1回めは能登食祭市場のモントレー広場で行われ、夕方2回目はこの通りで行われた。
正確には御祓川の泰平橋前に設けられた特別ステージ場でだ。
ここ
自分がたどり着いたときにはすでにステージ前にはご覧のような人だかりができていた。
しょうがないので横から見ることにした。
声優の方々のトークイベントなので、声さえ聞こえればそれでいいやと思えたからだ。
何より、このスペシャルステージ、撮影が禁止されていた。
撮影しているところを見かけたら、データを消去することを迫るとまでアナウンスしていたので、撮るために正面に回る必要もなかったわけである。
ちなみにステージに上っていたのは中見丸太役の「佐藤元」さんと曲伊咲役の「田村好」さん、受川太鳳役の「山下誠一郎」さんの三人だ。
アニメの後半、第7話くらいから最終話までの思いや秘話などをトークしてくれていた。
昼の一回目ではアニメの前半のトークをしていたそうだ。
一回目から聴きたかった…
御三方の写真は撮れなかったが…
こういったものは撮れた
御三方が演じたキャラクターのパネルだ。
そこにサインもされてあったのだ。
七尾に来てくれて、ほんとにありがとう!
総踊りも見る
七尾港まつりでは「総踊り」というものもある。
『君ソム』のステージが終わり、また七尾マリンパークで行われていた「七尾港ベイサイドミュージック」も終わった18時30分より御祓川大通で行われる大勢の踊流しだ。
始まる前にはステージでこんな挨拶も
偉い方々がステージに上がっていた。
でも自分が気になったのは…
わくたまくんだ
和倉温泉の公式キャラだ。
久しぶりに観た。
うむ、かわいいじゃないか。
始まるとこんな感じで踊り始める
大通りを回遊するように、1000人近いすごい数の人たちが列を作って曲に合わせ踊っていくのだ。
企業や団体で参加しているところがほとんどで、広告にも一役買っている。
「スギヨ」ではこんなキャラも
カニカマやビタミンちくわで知られるスギヨの列ではこんなヒーローもいた。
「食育戦士・スギヨ仮面」というらしい。
存在は知っていたが、ちゃんとした名前を知ったのは今回が初めてだ。
腰には君ソムのうちわ
『君ソム』とコラボした団扇だ。このうちわを腰につけて踊っている人が多かった。
これ、数に限りがあるけど泰平橋近くの本部で配布していたそうだ。
こんな感じで、夜20時近くまで踊り続ける。
始まった頃はまだ外も明るいが、終わる頃にはもう日も沈んでいる。
そうして最後の花火大会を迎えるのだ。
七尾港まつりの花火を撮りたい
『君ソム』の作中にも描かれていたけど、港まつりでは花火も上がる。
北國新聞社による「北國花火七尾大会」が毎年一緒に行われるのだ。
海の方から上がるので港の方に行けばより近く見られるが…
皆さんそっちの方に流れていく
港や能登食祭市場のあたりが凄く混雑していくのがわかったので、これは撮影するには出遅れたなとすぐに思った。
まあ、ずっと大通りにいたわけだし、いっそ大通りから観ようとすぐに頭を切り替える。
川面に映らないだろうか?
大通りも混雑し始めたので始まる前に川の橋に移動して待機していた。
同じようにそこで待機しているカメラマンもいたので、川面に映る花火を撮れるんじゃないかと考えてのことだ。
実際写ってくれたけど、三脚を持たない自分のカメラの腕ではこの程度が限界である。
カメラをやっている人ならわかっていることだが、シャッタースピードを下げないと光量が足りず、シャッタースピードを下げるとブレるので三脚で固定しなければいけないのだ。
より周りが明るくなる連発のときでもこの程度
この程度の写真しか撮れない。
やはり三脚が欲しくなった。
仕方がないので工夫する
三脚がなくても明るく撮れないだろうかと、より明るい大通りに出て、その真ん中で撮り始めた。
橋の上と比べるとまだマシになった…かな?
みんなで見上げている感
そんな感じの構図だけでなんとか誤魔化そうとする自分。
アニメの作中に出てきそうな雰囲気だけを狙っていったけど、結局これも三脚があればもっといい画だったに違いない。
最後の連発が好き
写真としては反省点が多く、というか反省しかないけど、いいもの見れた。
また見に来たい。
感想
アニメ『君ソム』の作中内でも取り上げられていたし、そのスペシャルステージで声優三人が実際に七尾に来てくれていたので、この度、七尾港まつりへ足を運んでみた。
初めて行ってきたと思いこんでいたものの、総踊りを観て、花火を見ていると子供の頃の思い出が呼び起こされていったので、自分もしかして、いやきっと、小さい頃にこの祭りを見に行きている。
祖母が住んでいた町の祭りなので間違いないだろう。
そんなちょっとノスタルジックな気持ちにさせてくれたこの祭りに感謝するとともに、ここへ来るきっかけをくれたアニメ『君ソム』にも、やはり感謝である。
ふだん、アニメなんか観ないのに、久しぶりにアニメにハマったなと思う。
いや、七尾を舞台にした『君は放課後インソムニア』という作品そのものにハマったという方が正解だろうか。
ちなみに翌日、実写版映画も見に行っている
『舞妓さんちのまかないさん』でも思ったけど、森七菜さん、いい演技するなぁ。
そしてスクリーンに映る七尾の風景がまた…
七尾の町が映し出されるたびに、「ここどこだ?」と身を乗り出す自分いましたよ。
いやぁ、高まった。
自分ももっとカメラを勉強して、七尾をもっとイイ感じに撮りたいと思う。