以前から、小松市の安宅の関や小松空港、さらにはいしかわ動物園や金沢駅でも回してきた九谷焼ガチャ。
その「TYPE E」がひがし茶屋街にあるということなので、久しぶりに同茶屋街へと足を運ぶことにした。カメラを持ってこのあたりに来たのはアイコン用の写真を撮り行って以来だと思う。
九谷焼ガチャを企画する株式会社九谷陶泉さんのHPによれば、その茶屋街の入口近くにある「カフェ・マルジュ」という喫茶店にあるらしい。
カフェ・マルジュだ
お店は本当に通りに入ったすぐのところにあった。
ご覧のように店の前の左にそれらしいものがある。
ただしこれはお目当てのガチャではない。
世界一当たるという恋おみくじだ
修学旅行生に人気がありそうだ。
これはこれで面白い。
事前の調べでは九谷焼ガチャはこのおみくじの隣に置いてあるということだったので、それがないということは売り切れてしまった可能性がある。
そのたありを確認するため自分は店の中に入ることにした。
昼頃でちょうどお腹も空いていたので、ついでに何か食べるつもりで入っていった。
入ってすぐの階段の壁に飾られた写真
この写真を見る限り、このお店はそうとう昔から続いているようだ。
店の看板の「カフェ・マルジュ」の文字がいまも右から書かれてあるのはこの時代から続いている証のようなものかもしれない。
建物は三階建てになっており、二階にカフェがある。そして三階は手芸品のギャラリーになっている。
二階への階段を登っていく途中の様子
なんだかレトロなものが色々と並んでいた。
この古いレジの後ろにはファミコンなども置かれていた。
ガラスのケースにはトミカの車などもあり、懐かしくて、ついつい見入ってしまった。
さて、結論を言ってしまうと、このお店に置かれているはずの九谷焼ガチャガチャの「TYPE E」はすでに売り切れてしまっていた。店員さん曰く、再び入荷されたらボックスが置かれるだろうということだった。
ガチャを回したい者からすると残念な結果である。
残念な結果であるが、自分としてはすぐにそれがどうでも良くなった。
それくらいこのお店の雰囲気が良かったのだ。
特に、珈琲がむっちゃ美味かったのだ。
ボリュームのあるサンドウイッチと美味しすぎるコーヒー
ということで、このお店のコーヒーの紹介をしたいと思う。
ジャジーな音楽が流れる店の中には二人の若い女性の店員がいた。
若いと言ってももちろん大人の女性だ。
一人が調理をし、もう一人の方がオーダーを取りに来る。
気さくで笑顔の明るい方だった。
その方におすすめを聞いて、食事はサンドウイッチを注文することになった。
飲み物に関しては、はじめから当店のオリジナルブレンドコーヒーを飲みたいと思っていたので、それを注文した。
自分は喫茶店に入って、その店のオリジナルブレンドがあるとだいたいそれを頼んでしまう。
正式な名前は「唐草ブレンド」という
(飲み物のメニュー全体を撮ろうとしたため写真が見づらくて申し訳ない)
自家焙煎だそうだ。
3階のギャラリーを含め、このお店はカフェ&ギャラリー店「唐草せつ子」とも言うようで、そのためオリジナルブレンドの名前が「唐草ブレンド」と呼ぶようなのだ。
ついでに言うと、せつ子さんという方がオーナーだそうだ。
こちらがそのコーヒー
ミルクや砂糖ももらえるが、自分はいつもブラックなのでそのまま飲んだ。
飲んでみると、驚いたことにほとんど苦味を感じない。
逆に、ミルクを入れていないのにミルクを入れてあるようなまろやかさがあったから、さらに驚いた。
おまけに砂糖も入れていないのに、ほんのり甘みも感じたのでもう一回驚いた。
「うっまい」と正直に思った。
そう思った自分は、小さなノートを取り出してその味わいをメモしていた。
(自分は職業柄なんでもメモをとってしまう)
お店のフェイスブックの日記にはブラックを飲めなかった店員さんがこれなら飲めたという話が上げられていたが、その意味がよくわかる。
ブラックがブラックでないくらい飲みやすいのだ。
コーヒーってブレンド次第で苦味や雑味をこんなに削げるのかと感嘆してしまった。
それだけ美味かっただけに、自分の写真の撮り方が悔やまれる。
ピントはやっぱりコーヒーの液体部分に合わせるべきだろうか。
誰か、コーヒーの美味しそうな撮り方を教えていただきたいものだ。
サンドウイッチの写真も
店員さんがオススメする際に結構ボリュームありますよと忠告してくれたこのサンドウイッチ。
女性に人気があるということで、女性からするとボリュームがあるのだろうと高をくくって注文してみたら、男の自分からしても本当にボリューミーだった。
まさか二つもあるとは思っていなかった。
中にはアボカド、トマト、ニンジン、たまご、キャベツが挟まれていてヘルシーだ。
美味くてヘルシーでいて食べごたえがある、そりゃ女性に人気ですわね。
ちなみにこのカフェ・マルジュ、お店の写真をその場でSNSで投稿することで割り引きしてくれるサービスがある。
テーブルにその案内も置かれていたので撮った。
はい、このとおり
投稿してレジで見せるだけで100円引きになるようだ。
自分はスマホにSNSを一切登録していなかったので、投稿できなかった。
また、テーブルの上にてほかに気になる食事メニューも見つけた。
カレーが気になった
想像すると、もうガチャとか関係なく、これらを食べにまた来たくなった。
いや、あの旨いコーヒーだけでもまた来たい。
最後にお礼
忙しい中、あれ撮っていいですか、これも撮っていいですかと訊ねる面倒くさい自分に、笑顔で許可してくれた店員さんたちに感謝。
いい人たちだった。
ありがとうございました。