初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

小松空港内に九谷焼ガチャ第二弾があるらしい

昨年10月くらいに、小松市安宅の関跡に九谷焼ガチャが登場したことを当ブログでも紹介した。

一回500円で、カプセルの中には九谷焼の箸置きが入っていた。

6種類の、九谷焼の伝統的な絵柄が描かれていて、どれが当たるかは運次第。

手軽に九谷焼という伝統工芸に触れられるという点でユニークな企画だ。

企画をしたのは小松市河田町の陶磁器卸売会社「九谷陶泉」さんだった。

その九谷焼ガチャの第二弾が、このたび小松空港の「空の駅」で登場したらしい。

そのニュースを新聞で目にした自分は、週末さっそく小松空港へと足を運んだ。

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メモ喪失、携帯番号もわからず、スマホもなし…迷子常習犯が待ち合わせの居酒屋を探しながら人情に触れた話

※今回は写真よりも文章がメインです

週末、仕事が終わった後にちょっとした仲間内だけの飲み会が開かれることになり、それに参加することになった。メンバー(自分を含めて8人)の終業時間が違うため自分は飲み会開始までに時間があったので、それまで金沢駅近くで写真を撮っていた。
狙いは金沢駅前にある鼓門(つづみもん)の写真だ。

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その前に鼓門前の噴水を撮影

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水族館でイルカと目が合うと感動する

前回、のとじま水族館にてコタツに入れる催しがやっていたことを紹介したが、そのとき他の魚たちや海獣たちのエリアも回って気になるものを写真に収めたので紹介したい。

 

まずは本館での企画展

2月の半ばの冬であったため、まずこんな企画を目にした。

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ジンベイザメがいる水槽を前にコタツに入るという至極ののんびり

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昨年7月にも行ったのとじま水族館」に、2月に入って再び足を運んだ。

涼しいイメージがある水族館は夏に人気があるらしいが、あえて冬を選んでやって来た。

というのも理由がある。

この水族館、1月の中頃から2月いっぱいまで、水族館でありながらコタツに入れるのだ。

どういうこと? と思われるかもしれないが、水族館にコタツが置かれているのである。

そのコタツに入って、のんびりと水槽を眺めることができるのだ。

自分も噂に聞いていただけなので、百聞は一見にしかずということで、実際に見に行ったわけだ。

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足湯の旅 和倉温泉「湯っ足りパーク」

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とある土曜日、久しぶりに週末に晴れたので公園にでも行ってのんびりと写真を撮りたくなった。

さて、どこの公園へ行こうかと車のナビを使って石川県内の公園を調べ始めると、過去のログのせいか「ヤ行」から始まって真っ先に目に入ったのが「湯っ足りパーク」であった。

「湯っ足りパーク」はこう書いて「ゆったりパーク」と読む。

地理に疎い自分は正直これがどこにある公園であるのかわからなかったが、その字から温泉に、しかも足湯に関係していそうな予感がして迷わずここにナビをセットすることになった。

足湯そのものが随分と久しぶりであったので、無性に行きたくなったのだ。

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兼六園のライトアップ「冬の段」でカメラ修行とキンキラキン

 兼六園 ライトアップ冬の段へ

1月24日から2月4日まで兼六園では冬の段と呼ばれるライトアップが行われていた。

金沢城でのライトアップは何度か撮ったことがあるが、兼六園の夜景を撮ったことがなかったので、終了一日前の2月3日に、ちょうど夜から晴れていたこともあって仕事の帰りに寄ってきた。

ちなみにライトアップの時間帯、兼六園は入園無料であった。

無料だったから行きやすかったのもある。

ただ、無料だっただけに他のお客さんも多くて、のんびり撮るというわけにはいかなかった。

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ゴッグ、モーゼの墓参りに行く

宝達山にある伝説のモーゼパーク

石川県羽咋郡宝達志水町には「モーゼの墓」がある。

何を言っているのだ言われるかもしれないが、「モーゼの墓」があるのである。

「どこのモーゼさん?」と聞き返されそうなので答えておくと、神より十戒を授かり、紅海を割って奴隷にされていたヘブライ人をエジプトから脱出させた、あの「モーゼ」(モーセ)だ。

40年の歳月をかけてユダヤの民衆をイスラエルの地へ導いた後、シナイ山に登り、そこから天浮舟に乗って能登宝達山にたどり着いたらしいのだ。

「何をバカなことを」と笑うかもしれないが、10年以上前にその場所へ連れて行ってもらった当時の自分もまったく同じことを思って失笑した。

でも、それは確かに宝達山にあった。

そしてその墓を目の当たりにしてからというもの、県外から来た友人を案内したり、個人的に一人で行ったりで計5回は足を運んでいた。

 

あれから月日が流れて今に至る。

このブログを始めて「勝手に石川県七不思議」なんてカテゴリーを個人の気ままで勝手に拵えているが、この「モーゼの墓」は企画を考えた当初から数えることを決めていた。

これこそが石川県のミステリーであり、ロマンであろう。

ということで、10年ぶりくらいに向かうことにしたのだった。

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仏の試練だろうか?雪降る中での撮影は難しかった

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1月15日、近くにある永安寺の左義長に行って来た。

燃やすものといったら昨年引いた大吉のおみくじくらいしかなかったのだが、とにかく数日雪続きで写真を撮れずにいたので、なんでもいいから外に出たくなって、その口実として足を運んだのだった。

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<新春だから神社巡り3>原点でもある白山比咩神社の狛犬は格闘家のようだった

前回、いしかわ動物園の1月限定「イヌワシ神社」で参拝したことを記したが、実はその足で白山比咩神社にも立ち寄っていた。

思い返してみると、先月5月にカメラを始めてから自分が初めて狛犬を撮ったのはこの白山比咩神社であった。当時は狛犬写真家を自称しようかと目論む以前の、狛犬そのものにもほとんど興味がなかった時分で、撮ってブログで上げた写真も一枚きりであった。

ただ、UPしたのは一枚でも、写真そのものは現場で何枚も撮っていた。どうすれば狛犬を格好良く撮れるのか、キレイに撮れるのか、そんなことを考えながら、アングルや露出や構図をこまごまと変えていたのだ。

思うに、そのときすでに狛犬写真家を自称しようかと目論む下地くらいは出来ていたのではなかろうか。少なくとも、あれこれ工夫して撮りながら狛犬のことをかわいく思っていたことは間違いない。

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<新春だから神社巡り2>イヌワシ神社とトキ・リベンジ

平成29年(2017年)は酉年だ。

全国の動物園でもそれにちなんだイベントや展示などがよく行われているようだ。

石川県にあるいしかわ動物園でもその例に漏れず、園内の動物学習センターにて1月30日まで「干支展」が行われている。しかもその干支展で期間限定の「神社」を拵えたというから、参拝しに行くことにした。

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お守りを求めて和歌山県の熊野本宮大社へ初詣に行った

行きたかった熊野本宮大社

昨年秋頃に和歌山県熊野本宮大社が『ジョジョの奇妙な冒険』で有名な漫画家の荒木飛呂彦氏がデザインしたお守りの頒布を開始したというニュースがあった。

学生時代に『ジョジョ』で卒論を書いてしまって今でもシリーズを単行本で購読している自分としても即座に反応、どうにか手に入れたいものだと思ったものである。

頒布開始当初は実際に熊野本宮大社に出向かないと手に入らないと記されており、自分としてもいつか足を運びたいと考えていた。ただ、和歌山県にあるという距離的な問題と暇がないという時間的な問題で実行に移せなかった。

実際、お守り一つのために400km先の和歌山に向かうというのもなかなか勇気がいる。それでもそのくすぶる気持ちが年末までずっと続いていたので、初詣も兼ねて、また狛犬の写真も撮れるだろうと考えて、31日に向かうことにしたのだった。

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小松市には屋上を散策できる公共施設がある

屋上を「散策」できる、こう書くと奇妙な表現であるが、文字どおりのんびりと屋上を散歩できる施設が小松市にはある。

奇妙な表現であるということは景色としても奇妙なものであると思われるから、はたしてどのような写真が撮れるのだろうかと興味が湧いて、実際足を運んでみることにした。

それは、小松駅の東口を出てすぐ目の前にあった。

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羽咋市には弥生式住居を見れる公園がある

弥生時代の住居を求め、数カ月ぶりに羽咋市

以前、石川県の羽咋市はUFOの町であると、この「初心の趣」でも紹介し、羽咋市そのものを石川県の七不思議に勝手に認定していたが、その羽咋市にはさらに弥生時代の住居が再現されている公園があるというので足を運んでみた。

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「吉崎・次場弥生公園」だ

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