地元民には「野田山墓地の近く」といえばおそらく通じるでしょう。
野田山墓地といえば、前田利家をはじめ前田家の墓があったり、石川県戦没者の忠霊塔があることで有名ですが、個人的には中学生の時に「何度も肝試しをした場所」として記憶に残っております。
幽霊を怖がらないって理由で毎回パーティの殿(しんがり)を任されておりました。
怖がる連中をさらに怖がらせるため、いつの間にかいなくなって彼らを慌てふためかせていたことが懐かしいです。
中学時代の夏、よく足を運んでいた大乗寺ですが、出向いていたのがもっぱら夜だったせいか、大乗寺丘陵公園なんてものがあったなんて、実はこれまで知りませんでした。
丘陵にて整備された緑豊かな公園です。
この季節、つつじが花をつけ、一帯を白と薄紅で彩ります。
金沢の町も展望できます。
さて、この丘陵にたどり着き、整備されたつつじの群れを目にしてにわかに思ったことは、「立体的に撮りたい」でした。
立体的… 立体的… 立体的…
自分で思っておいてなんですが、どんな写真が立体的かと聞かれると、自分には説明できません。
とりあえず「平面的(スクエア)な写真じゃない写真」だと思われます。
自分でもよくわからないけど撮るしかないので撮る
これが立体的!
それも立体的。
たぶん立体的?
きっと立体的…
松坂慶子さんの『愛の水中花』のフレーズみたいになっちゃいましたが、結論から言ってしまいますと、自分の納得するものは撮れませんでしたということです
しょうがないので、頭を切り替えて樹木なども撮ってみました。
枯木ってファインダー越しだと迫力ある
何の実かはわかりません…
ちなみにこの公園、緑や花以外に、被写体になり得そうなオブジェのようなものも幾つか点在しています。
希望・友愛
二人の名前が「希望」と「友愛」なのか?
左側の子は男なのか女なのか?
どうして右側の子はスカートの端を掴んでいるのか?
なんで二人して裸足なのか?
いろいろ謎です。
こういうデカイのもド~ンと
こういうのもデ~ンとして
ついでにこういうのもドスンとしてます
初心者の自分にはどう撮っていいのかわからないので…
とりあえずアップ
よくわかっていないけどホワイトバランスの調整にも挑戦
初めてホワイトバランスなるものをいじってみると、いつもと違う色の具合に楽しくなっちゃって、調子に乗って…
いろいろと青く撮ってみました
遊んでいるとそのうち…
こういう、「なんじゃこれ?」っていうものも発見
新手の悪魔超人か?
この悪魔超人、近くで見ると小人がいるし
しかも、その小人たちが一番「立体的」に見えるんだが…
口惜しいので、小人の一人(たぶん妖精)も青くしてみた
ちなみに薄ぼんやりと遠くにMy「俺ンジ(オレンジ)」も見える。
ということで…
悪魔超人の腹の穴からMy「俺ンジ」にもフォーカス
こうやって振り返ると、興味の対象がすぐに移ろいでしまう性分だな、と我ながら思ってしまう。
自分はたぶん、きっと、マイペース。