初心の趣

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新湊にある「きときと食堂」で「特盛づけ丼」を食べる

富山県射水市の新湊に行った際、知り合いからオススメのお店として教えてもらっていた「きときと食堂」にも立ち寄った。

海鮮丼が美味しいらしいけど、自分は「特盛づけ丼」を注文してしまった。

 

 

きときと食堂に立ち寄る

夏ぐらいから何度か足を運んでいる富山県射水市新湊は食べ物も美味い。

新湊の良さを教えてくれた方からオススメのお店も聞いていたのだけど、港にある「きときと食堂」を教えてもらっていた。

富山弁で新鮮さを意味する「きときと」とネーミングされているのだ、間違いなく美味いだろうなと想像できたので、一度は寄ってみたいとずっと思っていた。

ということで立ち寄ってきた

こちらが「きときと食堂」だ。

土屋鮮魚店さんが営んでいるお店だ。

地図はこちら

お土産屋も兼ねた「新湊きっときと市場」のすぐ近くだ。

きっときとのすぐ近くのきときとだ、この周辺の土地自体がきときとなんじゃないかとそんな偏屈な想像をしてしまう。

 

「特盛づけ丼」をいただく

自分がお店にやってきたのは14時ちょっと前であった。

このきときと食堂、営業時間が5時30分~14時まで(朝早くからやっている)なので、閉店間際だった。

メニューの中には品切れのものもあった。

きときと食堂を教えてくれた方が勧めてくれたのは王道の「海鮮丼」だったのだけど、自分はちょっと勘違いをしてしまっていて、この時間にはもう海鮮丼は品切れているものだと見誤ってしまっていた。

そこで頼んだのが…

特盛づけ丼

味噌汁、漬物、温泉卵まで着いたセットで1000円だ。

ちなみに海鮮丼は1500円だ。お得だ。

海鮮丼じゃなくても、きときとの魚を食べることができれば、それでOKだった。

ではいただきます

づけ丼、どうやら日によって魚の種類が違うようで、なんなら何種類かの魚が漬けられて入っていることもあるらしい。

自分のこれは… 何だ?

魚の種類に詳しくない上に、づけの味もあって断定できるものではなかった。

ブリっぽい感じもするけど、食べに行ったのが8月だったので、季節的に正しいのかな?と首を傾げてしまった。

それでも、美味い。

何の魚かイマイチわかっていなくっても、つけられた魚の旨味と甘味がご飯によく合う。

しらすも行ってみよう

こちらもご飯によく合う。

子供の頃、しらすをふりかけのようにご飯にかけて食べるのが好きで、その頃の記憶が蘇ってくる。

この魚卵も…

何だ?

色の具合だけ見るとイクラのようだけど、粒が小さい。

小さいだけに食感も違うので味も違って感じる。

でもそのプチプチ食感は美味い。

種類がわからなくてもこれまた無問題(もうまんたい)。

味変に温泉卵も放り込んでみよう

別個に付いていた温泉卵だ、そのまま食べてもいいけれど、どうせならと味変を狙って丼の上に投下してみた。

狙いはもちろん「づけ」だ。

魚と一緒に食べたいのだ。

このように

温泉卵がセットになっているのは「特盛づけ丼」だからこそだ。

「海鮮丼」だと付いてこない。単品で頼むしかない。

この温泉卵に惹かれて、「特盛づけ丼」でいいかと思った節もあったのだ。

では本日二度目の「いただきます」。

うむ、正解!

ただでさえ魚とタレの旨味と甘味がしっかりと感じられているのに、そこにトロみが加わって脳をとろかすような快感を舌に与えてくれる。

美味いじゃないか。

「特盛づけ丼」でよかったと、この瞬間に思うのだった。

ごちそうさまです。

 

感想

教えてもらった射水市新湊の「きときと食堂」、やはり美味かった。

海鮮丼は食べれなかったけど、別に海鮮丼じゃなくても、魚の鮮度がきときとだから、他のどのメニューでも美味いんじゃないかと思う。

少なくとも「特盛づけ丼」ではそう思えた。

特に特盛づけ丼は、海鮮丼にはない温泉卵もついてくる。

途中で味変ができるっていうのは、食べていて楽しい。

なんか「孤独のグルメ」っぽいマイペースな食べ方ができたと思う。

づけ丼はその日入った旬の魚を使っているようで、季節や日によっても魚の種類が違うみたいだし、来るたびにいろんな味が楽しめそうである。

もちろん、オススメの海鮮丼も一度は食べてみたい。

総じて、また来たくなった。

いや、行くだろう。