初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

富山県の新湊きっときと市場で白エビのソフトクリームを見つけた

先日、富山県射水市の新湊に立ち寄った際、「きっときと市場」というところで白エビのソフトクリームなるものが売られていた。

食べずにはいられなくなったので味見してみた。

 

 

新湊のきっときと市場で見つけた変わり種ソフトクリーム

先日、富山県射水市新湊に行ってきた。

そのときトイレ休憩を兼ねて「きっときと市場」というところに立ち寄ったら、ちょっと変わったソフトクリームが売られていた。

こちらが新湊きっときと市場

でかいカニが目印だ。

新湊はその名の通り湊がある町で、すぐそこはもう海だ。

富山湾があるのだ。

富山湾ベニズワイガニホタルイカやブリやバイ貝などなど海の幸が豊富だ。

味の良さも半端なく、石川県人としても「富山湾はやっぱすげぇな」と思ってしまうことがしばしばある。

その富山湾で「宝石」と呼ばれている生き物がいる。

それがシロエビだ。

日本沿岸の深海のみに生息する白っぽいエビで、富山湾でよくとれる。

自分など、富山に来たらまず食べたくなるのがその白エビだ。

富山湾の宝石」と呼ばれるだけあって、富山の名物なのだ。

その白エビのソフトクリームなるものを、この「新湊きっときと市場」の館内で見つけてしまった。

入口を抜けてすぐ右手にあるお店で売られていたのだ。

何だこの変わり種は…

そう思ったら味見せずにはいられなかった…

ええ、一つ購入してしまいました

一つ350円。

大胆にも乾燥した白エビが一匹乗っている。

白エビがその上でくつろぐソフトクリームなんて、自分の人生では見たこともない。

白エビが乗っているのに、普通のソフトクリームと値段がほとんど変わらないんだから、富山湾の大盤振る舞いっぷりが半端ない。

宝石だっていうのに… 富山湾、懐が深い。

かぶりつく自分

いただきます!

と、最初に食べたのは白エビだった。

白えびの癖味の少ないエビの味わいがしっかりと口の中に広がったところで、ソフトクリームをかぶりついた。

よく見てみると、ソフトの部分にも白エビが練り込まれているのか、やや黄色がかかった色をしていた。

実際かぶりついてみても、ミルクの甘みとともに、ほのかにシロエビの風味がした。

特に最初に乾燥したシロエビを食べているからか、その「ほのかなシロエビの味」が口の中で持続してくれていた。

変わり種だけど、こりゃ、美味い。こりゃ、面白い。

35℃近い炎天下であったので、溶けていくことと格闘しながら、一気に食べてしまった。

ごちそうさまでした。

 

ちなみに

ちなみに、この白エビのソフトクリームを館内で見つけてしまったがゆえに、自分の頭の中は「白エビ食べたい」の一念にすっかり支配されてしまって、お昼にはまだちょっと早かったのに白エビ食べたさに、市場のすぐ前の…

こちらのお店に入ってしまった

「食処海み屋」さんだ。

入り口に貼られたメニューに「白エビ天丼」なるものが写真で載っていたのだ。

これまた食べずにはいられなかった

頼んでしまった。

一つ1650円。

ランチとしては少々高くなってしまったが、食べたくなったんです。

ついてきたお吸い物にも白エビが泳いでいた。

もうこの日は白海老づくしだった。

いただきます

揚げた白海老、サックサクだ。

サックサクで甘みがある。

これがまた不思議なもので、いやこれが富山湾の力というか、その甘味も全くくどくない。

自然の甘み、オーガニックにも似た甘みで、それが旨味にもなっている。

こんなの箸が止まらないですよ。

一気に食べ進めてしまってました。

富山湾の宝石、ほんと美味い。

お茶がまた美味かった

セルフサービスの何処にでもありそうなお茶なんだけど、かなり美味しかった。

お茶も美味いのか… 富山、おそるべし。

ごちそうさまでした。

 

感想

富山の新湊きっときと市場で見つけた白エビソフト、変わり種なのに美味しかった。

冗談で白海老が乗っているようにも思えたけど、白エビの味が口の中に居続けるのに一役かっているんだから、冗談ではない。

きっときと市場の地図

こうしてみると、もろ湊だ。

近くの「きときと食堂」も美味しいと聞いているので、次に新湊に足を運んだらそちらにも立ち寄って海鮮丼を食べてみたいと思う。

富山湾の海鮮はほんと半端ない。

富山湾近くの回転寿司で出されている寿司は、関東では回っていない寿司屋で出されるレベル、と以前関東に住む知人に言われたことがある。

自分も学生時代に関東に住んでいたことがあるので、それはよくわかる。

石川県も負けていませんよ。というか、富山湾も七尾湾もつながってますからね。