初心の趣

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七尾で見つけた「ごはんにかけてネバネバこんぶ」をご飯と食べる

12月に七尾市能登食祭市場によった際、山成水産(どんたく)で「ごはんにかけてネバネバこんぶ」なるものを見つけたので、そのネーミングどおり、ご飯と一緒に食べてみた。

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能登食祭市場にて

昨年12月に水族館に行った帰りに七尾市の「能登食祭市場」に立ち寄った。

こちら

口の中がカニ味を求めて訪れたわけだけど、道の駅なのでカニ以外にも七尾や能登の海産物、特産品が並んでいる。

そんな中で、ご飯に合いそうな昆布の加工品を見つけた。

日頃よりご飯のお供を探している自分なので、つい購入してしまった。

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ということで昆布だ

おせちには「養老昆布(よろこぶ)」の意味を込めて昆布巻きが入っていることが多いが、昆布って縁起ものなので、その縁にあやかろうと新年最初の御飯のお供はこちらの食べ物を扱うことにした。

 

ごはんにかけていただく

今回食べてみたのは山成水産(どんたく)で購入した「ごはんにかけるネバネバこんぶ」だ。

ネーミングが素晴らしい。

自分は「ご飯のお供」好きな人間であるから、これくらいストレートな名称はわかりやすくて良い。

ご飯にかけることを推奨しているんだから、ライスにマッチする自負があるのだろう。

その自信、この潔さが自分には好みだ。

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もちろんご飯といただく

茶碗と比べることで袋の大きさがわかるかと思う。

この大きさで内容量は100グラムだ。

値段は500円ほどだ。

どうでもいい話だけど箸置きは九谷焼ガチャで当たった牛型のものだ。

乗っかっている箸は甥っ子がまだ小学生か中学生の時にガンダムのイベントで買ってきてくれたお土産だ(ザク仕様)。

箸に関してはもう5年くらいは経っているので我ながら物持ちがいいと思う。

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袋からダイレクトにご飯へ落下

ものとしては乾燥昆布の一種なので、ふりかけ感覚でこのようにライスにかけることができる。

ただし、商品名に「ネバネバ」とあるように干からびて硬いだけの乾燥昆布ではない。

裏面の記載によると「ふりかけ昆布」という括りだ。

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いただきます

香りも昆布だ。

一口入れてみると、糸をひくようなネバネバさがあるわけではない。

とはいえ口の中で噛んでいくと、昆布特有の粘りがご飯や舌の熱でもって少しずつ生まれてくる。

確かに、ご飯にかけてネバネバしてくるのだ。

さらには口の中で分解されていくとコンブの旨味も広がってくる。

咀嚼するほどうまくなるので、ご飯も進むよ、これ。

 

納豆にまぜれば旨味も倍増

商品名の隣に「納豆にまぜれば旨味も倍増」とも書かれてあるのにお気づきだろうか。

そんな楽しみ方もできるのかと、ご飯にかけたあと知ったので急いで納豆も混ぜ混ぜした。

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そして投入

納豆はスーパーなどで売られている普通のものだ。

自分はそれをいつも140回はかき混ぜている。

糸引きまくりなので、ネバネバこんぶを投入しなくても常にネバネバだし、なんならネバネバこんぶのネバネバを飲み込んでなかったものにするくらいネバネバだろう。

それでも旨味が増すと言うなら入れずにいられない。

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もちろんご飯に乗せて一緒にいただく

「納豆×ご飯×ネバネバこんぶ」だ。

三つ巴だ。味が喧嘩し合うかとも思ったけど、それは杞憂で、昆布の旨味が万能であることが一口目からわかる。

特に日本食には、コンブは合うのだ。

当たり前だけど旨い。

 

後日いろいろなものに

昆布の旨味って色んなものの味をさらに美味しくするから、何にでも合うんじゃないかと思って、後日、白ごはん以外にもいろいろとこの「ネバネバこんぶ」をかけて食べてみた。

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例えばハヤシライスとか

食べかけのハヤシライスで申し訳ない。食べている途中で合うんじゃないかと思いついて行動してしまったからだ。

ハヤシライスは市販のレトルトのものだ。ハヤシライスって一応洋食だからか、コンブのせいでいつものハヤシライスの味とは異なってしまうけど、ソースの汁気のおかげでネバネバ感が増すので、これはこれで面白かった。

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汁気に合うならと鍋にも投入

これまた後日、鍋にも入れてみた。

汁気がどうというか、汁の中に浸けた格好だけど、これがまた正解。

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こんぶだけでいただく

乾燥していたコンブが水分を吸って柔らかくなり、ヒタヒタになる。鍋の出汁の旨味とも合わさってこれがまた旨い!

ネバネバこんぶだけでいけた。

意外と汁物に浸したほうが旨いんじゃなかろうか。いや、そうかもしれない。

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でもやっぱりご飯とも

ということで、あとでオジヤにしたときにもこの「ごはんにかけてネバネバこんぶ」を投入してみたら、これが一番美味かった

子供の頃、「猫まんまなご飯=おじや」が好きだった自分なので、あくまで個人的な感想になるけど、この組み合わせが最強だと思った。

もちろん白米にかけてうまく、一ヶ月毎日のようにご飯にかけていたら、もう残りも少なくなってしまったが、また鍋をする機会があったら、こうして食べたい(その時用にちょっと残しておこうかな)。

けっして高いものではないので、いいものを見つけたと思う。

ごちそうさまでした。