輪島市の老舗の醤油づくりの会社「谷川醸造」がつくる「おかずみそ」なるものを、先日道の駅で見つけた。
ご飯にあう食べ物こと「ご飯のお供」が好きな自分なので、一つ買ってお米と食べてみた。
道の駅で見つけた「おかずみそ」
9月より珠洲市で行われていた奥能登国際芸術祭2020+を見に行った帰りに、外浦沿いにある道の駅「すず塩田村」に立ち寄ったことがある。
こちら
ただのトイレ休憩のつもりだったのだけど、建物の構造から物販エリアの中を通ることになり、通ってしまうと売られている食べ物だとかが気になってついつい足を止めて見てしまっていた。
その中に、珠洲市のお隣、輪島市にある「谷川醸造」が作る「おかずみそ」なるものを見つけた。しかも容器には「ごはんがほしくなる」とも書かれている。
酒は飲まないが酒の肴をご飯と食べるのが好きな自分だ。
酒の肴以外でもご飯とあう食べ物こと「ご飯のお供」に反応してしまうので、買わずにはいられなかった。
「ごぼう」味を一つ購入
80グラムで550円(税込)。
「ごぼう」以外にも「とうがらし」や「くろごま」、ちょっと値段は上がるけど「畑の肉みそ」という味もあるようだ。
一番スタンダードそうな「ごぼう」を選んでみた。
ご飯と一緒に
谷川醸造は大正7年から醤油づくりをしている会社で、輪島市でよく使われる「サクラ醤油」で知られるところだ。
醤油や味噌、糀商品なんかも手掛けている。
今回購入した「おかずみそ」も谷川醸造が手掛ける天然醸造の「サクラ味噌」を使用しているそうだ。
オープン
開けると優しい味噌の香り。
化学調味料や保存料も使っていないとのことで、香りからして尖ったものを感じない。
縁についた味噌を手始めにスプーンで取ってそのまま舐めてみたんだけど、舌がしびれるような辛さも一切なくて、逆にほのかに甘みも感じるものだから、そのまんま食べ続けたくなった。
パン用のチョコレートクリームをパンに塗らずにそのまま食べてしまう人がいるけど、アレと同じ感覚だ。
まあ、そのまま舐めてみて一番感じたのは味噌の「旨味」なものだから、これは間違いなくご飯に合うなと思った。
ということで、ご飯登場
白いご飯に茶色の「おかずみそ」。
この色の組み合わせだけでも「合うな」と、「ご飯のお供」好きの脳に刻まれた記憶が訴えてくる。
いただきます
一口入れて、はい、マッチ。
文句なしでご飯のお供だ。
これ、ほんとうまい。
細かく刻まれたごぼうが入っていて、それが適度な食感となっているから、ほかほかで柔らかいご飯に適度なアクセントを生んでいて飽きが来ない。
むしろ乗せなきゃ、ご飯単品だけではもう食べれない、なんて心理状態に即座になってしまったから、もっと追加、もっと追加と、あっという間に瓶の半分以上を投入してしまっていた。
焼いたりとか火を入れたりする必要もなくご飯に合うこのお手軽さもやばい。
このままだと茶碗一杯のご飯に一瓶空けてしまいそうだったので、ご飯を多く掻き込むことでなんとか自制した。
美味かったです。ごちそうさまです。
感想
一瓶550円をあっという間に空けてしまいそうになるくらいご飯と合っていた「おかずみそ」。
もうちょっと安いものだったら、間違いなく全部行っていたと思う。
もしくはもっと大きな瓶だったら、気付かずに行っていたと思う。
時々の贅沢として旅のお土産に買った庶民の自分としてはたくさん何個も購入できるわけではないので、これくらい小さな瓶に収めてくれていて、ある意味感謝だ。
まあ、でも他の味も試してみたくなった。
それくらいマッチする。
田楽ともあうのか…そっちでも試してみたい
また、道の駅では谷川醸造の「糀のディップソース」なるものも売られていて、正直こちらも欲しくなって迷った。
ディップソースは野菜スティックなんかにつけて食べるソースなのだけど、そちらもご飯のお供になるんじゃないかと思えたからだ。
いつか試してみたいと思う。