初心の趣

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道の駅「砺波」の限定ハヤシライスは玉ねぎの甘味が美味い

先日、富山県の道の駅「砺波」に立ち寄った。

敷地内の「砺波そだち」というレストランで食べた限定のハヤシライスの玉ねぎの甘みが美味かったので紹介したい。

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道の駅「砺波」に立ち寄る

その日(2月3日)は富山県富山市輸入車ショーが行われていて、ランボルギーニアヴェンタドールが特別展示されているというので甥っ子と見に行ってきた。

中坊のくせにランボのアヴェンタドール好きである甥っ子の要望で連れて行ったのだ。

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アヴェンタはかっこよかった

なんだかんだで自分もクルマは好きなので楽しんでしまった。

一台4000万円以上するのでまず買えませんが。(4000万円もあったら石川県だとかなり大きめの家が買える)

輸入車ショーは金沢でも行われていたようで、金沢ではマクラーレンが特別展示されていたそうだ。

でも甥っ子はランボルギーニを一番に見たかったそうだ。

ちなみに日本でランボルギーニのディーラーは太平洋側にしかないらしい。ランボマニアの甥っ子が言っていた。

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排気音を聞かせてくれないかなと後方で待機

V型12気筒エンジンのエキゾーストノートを聞きたかったけど、エンジンを掛けてくれることはさすがになかった。

それでも目の肥やしになった。甥っ子などは1時間以上、アヴェンタの周りから離れずずっと鑑賞していた。

満足である。

そんな輸入車ショーの帰りに昼飯を食べるために立ち寄ったのが道の駅「砺波」だ。

金沢に向かう途中にあるので立ち寄りやすかった。

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道の駅「砺波」だ

チューリップで有名なところだ。

ここの道の駅は道路を挟んで建物が2つあり、こちらはインフォメーションセンターのある建物だった。

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道路を挟んだ先にもう一つ建物

こちらには直売所やレストランがある。

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入ったお店がこちら

「砺波そだち」という名のお店だった。

富山の恵みを扱ったレストランだ。

卓に鉄板があり焼肉など肉料理を中心としたメニューが並んでいる。

富山のお肉を使ったカレーもあり、土日限定でハヤシライスもあった。

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店長おすすめ限定定食

お子様にも大人気のおすすめメニューだから子供向けなのかもしれないけれどこう書かれるとなんだか食べたくなってしまう。(自分は辛いのが苦手というのもある)

ということで一つ頼んでみたのだった。

 

富山牛たっぷりハヤシライス定食を食べる

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実物はこちら

土日限定10食のみの「富山牛たっぷりハヤシライス定食」。

一つ880円だ。

小鉢とみそ汁、あとサラダもついてくる。

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味の確認

食べてみるとすぐに玉ねぎの甘味と牛の旨味がルーの中で際立っているのがわかる。

市販のハヤシライスの中には酸味があるものもあるけれど、こちらのものはそれら二つの味のおかげで全体的にマイルドだった。

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富山牛の切り身

スジはないがやや硬め。ただし、噛むと口の中ですぐほどけていくような食感がある。

美味い。

お子様にもオススメというのがよくわかる食べやすさがあった。

甥っ子はカレーライス(カツ付き)を頼んだのだけれど、そちらもやっぱり玉ねぎをたくさん使用しているらしく、曰くスパイスの味がするのに玉ねぎの甘味のおかげで辛味をほとんど感じなかったのだとか。やはり美味いと言っていた。

玉ねぎの甘味、侮れない。

 

玉ねぎスープで辛さを紛らわせないか考察する

「砺波そだち」の隣には道の駅砺波の直売所もある。

そこに立ち寄ってみるとどうやら砺波はチュリーップだけではなく玉ねぎも有名であることがよくわかった。

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特産館・直売所「となみ野の郷」だ

レストランと隣接している。

入口にはこういうのもいる。

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何故かチンパンジーの置物がいる

リアルすぎて後ろ姿だけなら本物に見えた。

そして玉ねぎとは全く関係ない。

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玉ねぎはこちら

こちら、となみ野特産玉ねぎキャラクターの「たま吉くん」だ。

このことからもわかるように、玉ねぎは砺波の特産品だ。

そんな玉ねぎを使った製品、または玉ねぎそのものが売られていないか店内を歩いてみたところ、こんな商品を見つけた。

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「JAとなみ野 雪たまスープ」だ

となみ野産たまねぎを100%使用したスープの素だ。

10袋入りで540円だ。

となみ野の玉ねぎは冷たい雪の下で甘く育つらしい。

もしかしてこの粉末状のスープの素があれば辛口のカレーライスも、辛いのが苦手な自分でも食べれるんじゃなかろうかと考えて買ってしまった。

要するに、レストランで甥っ子が食べていたカレーライスのように辛いカレーに甘みをプラスできるのではと、そんなことを考えてしまったわけだ。

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そして実際に試してしまう

写真の左側は市販の辛口カレールーで作ったカレーだ。

右が雪玉スープだ。

試す方法は至ってシンプル。辛いカレーを口に含んだ後にスープも口に含んでしまうのだ。

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※イメージ図

口の中が辛いうちにスープ、ただそれだけだ。

そしてさっそく試食。

マイルドになった気がする。

辛口カレーの後からやって来る舌の上で焼き付くような辛さが、水を飲む以上に和らいだ気がする。

ただし、そんな気がするというだけで明確に「甘い」と感じるわけではない。

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試しにイトメンの「チャンポンめん」に直接粉をかけてみたり

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手羽元にかけてみたり

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白いご飯にふりかけのようにかけてみたりしてみたが…

どれも甘くなることはなかった。

むしろ、スープそのものが塩も使って味を整えているため、ラーメンや白米など味の薄いものに対してかけると却って塩辛さが際立って「甘い」とは全然別のベクトルに向かっていた。

失敗だ。

わかっていたことだけど。

 

まとめ

道の駅で食べたハヤシライスやカレーは、となみ野の玉ねぎをしっかりそのまま使っているから甘みが出るのであり、美味いのだろう。

スープの素を使って出している甘みではないので、カレーにスープの素をプラスしてもうまくいかないこともよくわかった。

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スープは普通に飲めばちゃんと美味しい

正しく飲むのが一番だ。

一袋6グラム入っているので、150mlの熱湯を注いでゆっくりかき混ぜてから飲むとベストだそうだ。

ただし、雪玉スープの説明書(たま吉くんが描かれていたもの)の裏には、このスープの素を使った料理のレシピも載っていた。

コンソメスープスパゲティ、コンソメポトフ、スープピラフの三種のレシピだ。

このことからもスープ系の料理に使う分には活用できそうで、その甘味、まろやかさも味わえそうだ。

結局自分は使用の方法を間違ったのである。

となみ野の玉ねぎが甘みが美味いことは確かだろう。