当ブログ、足湯の旅の山中温泉編にてその存在を紹介しつつも時間の都合で食べれなかった、山中座前で期間限定販売されているカニ汁。
改めて山中温泉に足を運ぶことで食べてきた。
カニ汁を食べるために再び山中温泉へ
山中温泉の菊の湯(女湯)やその横に併設された山中座の前の広場にて11月1日~3月31日の冬限定でカニ汁がテント販売される。
ただ、販売時間が10時~13時までなので、足湯の旅で足を運んだ時は間に合わなかった。
(足湯の旅18の記事は→こちら)
またいつか食べに行こうと強く思っていたら、あまり期間を開けずに再び山中温泉へ足を運んでしまった。
山中温泉の山中座へ
山中座は菊の湯(女湯)と併設されている同温泉の観光拠点(総合案内所)だ。
ちなみに中にはこんな記念撮影場所も
ゆるキャラ「おわんさん」がいる。
輪島漆芸美術館の公式キャラ「わんじま」たちとともに「おわん組合」に所属しているゆるキャラだ。
(わんじまの記事は→こちら)
話は少しそれたが、この日は雨が降ったり止んだりしていたからか山中座の入口側に件のカニ汁のテントが設置されていた。
テント下の様子
ちゃんと営業中だった。
これ食べたさに金沢から片道50km離れたこの加賀市までやって来たので、このように営業している風景を目にできてものすごく安堵した。
再びやって来たはいいけど、その日の分が売り切れになりましたという可能性もないわけではなかったのだ。
写真のようにこの日は3人の女性が店に立っていた。
一杯注文した際に鍋周りの写真を撮っていいか聞いてみた所、気さくにOKしてくれた。
ありがたい話だ。
箸とお絞りもついでに撮影
これらもちゃんと盆に乗せて渡してくれるからありがたい。
なお、カニ汁を山中座の中に持ち込むことは出来ない。食べる場合は、山中座の真ん前の広場や脇のベンチやテーブルを使うと良い。
山中座の横の様子
このように軒下にベンチがある。
雨の日でもこちらなら座って食べれる。
山中座の正面の様子
広場がフードコートのようになっていて、テーブルやイスが並んでいる。
屋外で屋根もないので雨が降ると基本的に使えない。
この日も朝から雨が降っていたが、どういう神通力か自分がこの場にやってきたときに急に晴れだしたので、それらテーブルと椅子を使うことにした。
自分は、けっこう晴れ男だ。
食べる
こちらが山中温泉のカニ汁
山中漆器だろうか、汁は木の器に入れてもらえる。
盆に書かれた「忘れしゃんすな山中道を~」というのは山中節の最初の言葉だ。
盆でも山中を感じながら汁をすすってみると、途端に磯の香りと味がした。
山中温泉は文字通り山の中にあるので、そんな山の中にあって磯の風味を味わえるというのは、大げさな言い方をすると南国で雪を見るような衝撃があった。
エビ、いました
お椀に2匹入っていた。
お店の方が丁寧に一匹ずつ入れていたのでだいたい数は決まっているのだろう。
1匹目は頭も尾っぽもまるごとバリボリと食べてみた。
食べれないことはないが髭が歯の間に残ったので気をつけたほうが良い。
もちろんカニもいる
カニ足がいた。
こぶりながら身もついていた。
こやつらが味噌ベースの汁にカニダシをあたえた張本人だろう。それでいてダシを出していたわりにしっかりとカニの味も残っていた。
美味い。
しかも美味いだけではなく外で食べているのにダウンジャケットを脱いでしまえるくらい温まれた。
満足である。
まとめ
カニ汁は300円で買える。
最初は百円(1コイン)で提供していたそうだが、年々上がっていまではこの価格で売られているそうだ。
最初の100円と比べると価格は3倍なので高い気もするが、それに見合うくらい汁が美味くて、あったまれた。
テントにいた店の女性三人の対応があったかかたのもミソだったと思う。
山中温泉でのカニ汁リベンジを見事果たせた。
気分はジェダイの帰還なみにハッピーエンドだった。
なお、これら山中座や菊の湯(女湯)のすぐ目の前には菊の湯(男湯)があり、その男の湯の方では温泉卵を作って食べることが出来る。
ここで作ることが出来る
男湯の入口の前にあり、タマゴそのものは男湯の番台にえ買うことが出来る。
温泉たまごを久しぶりに食べたくなったので試してみようかうと思ったが…
少なくとも40分かかるらしい
男湯にて温泉に浸かりながら待つのが良いのだろう。
あいにくその日は別に用事もあった。
40分も待っていられなかったので今回は温泉たまごを諦めることにした。
また時間の都合だ。
カニ汁リベンジは果たせたが、次は温泉たまごこと「菊の湯たまご」のリベンジを果たしたくなった。
『スター・ウォーズ』のエピソード7ばりに結局続くのだった。