小松市ってトマトの産地らしい。
北陸三県では一番の出荷量だそうだ。
そのトマトを使ってJA小松市が「トマトカレー」も開発していたので食べてみた。
小松市のJA直売店などで売られている
「JA小松市」が開発したトマトカレーなのでJA直売店や、また小松市のイオンなどでも売られているそうだ。
自分は小松市河田町にある「A・コープ 国府店」でそれを見つけた。
子供の頃から当たり前のように利用しているAコープは、JAグループのスーパーマーケットだ。
ここで売られていないことは流石にないだろうということで足を運んだら、ちゃんと売られていた。
自分が足を運んだときは2種類の「トマトカレー」(レトルト)が売られていた。
赤いパッケージのものと
黒いパッケージのものだ
赤いほうが「おいしいトマトでつくったカレー マイルド」
黒いほうが「29種の焙煎スパイスでじっくり煮込んだ国産ビーフの熟成トマトカレー」
という名称だった。
食べ比べてみたいので、2つとも買ってみた。
マイルドの方を食べる
まずは赤いほうを食べることにした。
こちらで1つ380円だ。
箱の裏を見るとJA小松市のイメージキャラクターも描かれていた。
「こまと」ちゃんというらしい
このことからも小松ではトマトが有名なのだとわかる。
小松のもの、果肉が柔らかく、酸味があるのが特徴だそうだ。
盛った
ルーの色は赤みのある茶色だ。
辛いカレーが得意ではない自分の目にも、ちょっと安心できる色だ。
いただきます
口の中に運んだら、トマトの酸味が広がった。
トマト、かなり濃い。
ただ、酸味があると言ってもすっぱくはない。トマト特有の甘みも感じられ、その甘味も爽やかに味わえた。
口に入れた瞬間は「マイルド」というだけあって辛くはなかったが、後からほんのり辛味が後を追いかけてくる印象がある。
それでも、辛いのがダメな自分でも普通に食べれる程度だ。
とまとがはっきりしていて美味でした。
29種の焙煎スパイスの方を食べる
後日、黒いパッケージの方も食べた。
こちらは1つ398円だ。
箱の裏
ここでもこまとちゃんがいた。
説明書きを読むと、小松市は昭和30年代からトマトを作り続けているようだ。
ボリューム満点とあるように、盛ってみた時、もう少しご飯を足しても良かったなと思えるくらいルーが入っていた。
盛ってみた様子
ルーがたっぷりだ。
ただ、その色は黒め。明らかに「マイルド」と濃さが異なり、お子様のような舌を持つ自分には見るからに優しくなさそうだった。
いただきます
覚悟して食べてみた。
ところが、思ったほど辛くはない。
最初にトマトの味がした。とくに酸味だ。
続いてしっかり煮込んだ国産ビーフのおかげか、口の中に旨味とコクが広がってきた。それがまた美味い。
「あ、いける」と思ったら、最後、スパイスの辛味が超特急で追いかけてきて、ガツッときた。
味が3層になっているようだ。
面白いのは再びスプーンで一口食べると、また酸味から味わえる点だ。
最後は辛いのに、そのせいで何度でも口に運んでしまって、気がつけば完食していた。
これは、大人の味だ。
食べ比べた結論
2つともトマトが利いていた。
よりフルーティーにとまとの味を味わいたい場合は「マイルド」を、カレーらしさをより味わいたい場合は「スパイス」だろうか。
どちらがいいと言われたら、お子様の舌を持つ自分はマイルド派だ。
最初にも記したように小松のJA直売所等で売られています。
気になる方は試してみてください。