初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

カピバラのことが好きすぎてトヨタのアクアの顔がカピバラに見えてきた

世界最大のネズミの仲間「カピバラ」が好きだ。

あののんびりした佇まいが特に。

動物園でそんなカピバラをずっと見ていたら、トヨタの「アクア」までカピバラのように見えてきたのだが、病気だろうか。

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いしかわ動物園カピバラを撮影

いしかわ動物園では11月の下旬頃から3月の下旬あたりまで「カピバラの露天風呂」が設置される。

中南米の草原や熱帯雨林の水辺で生息している世界最大の齧歯類(ネズミの仲間)であるカピバラは、水は好きだが寒さには弱いので、日本の動物園などでは冬になると温泉を拵えてやることが多い。

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その名も「カピバラ湯」

そばには幟旗も立っていた。

水槽そのものは夏にもあるのだが、露天風呂が始まると湯に変わり、いしかわ動物園の場合その湯には柚子(ゆず)も浮かべられるようになる。

開湯時間は11時から15時ごろまでだ。

ちなみにいしかわ動物園がある能美市では国造地区にて柚子が特産品だったりする。

このカピバラの柚子湯に浸かるのんびりした情景を愛でたくて、このように足を運んだのだった。

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ぐうたらぶりを撮る

柵もあり、自分が使うカメラのレンズの性能の低さから近い画の写真を撮ることはできないが、彼らののんびりぶりをカメラに収めることにした。

彼らは基本的にあまり動かない。

湯に入ると長々と浸かっている。同じ位置にいて動くことも少ない。

おかげで撮るのが楽だ。

そしてその顔はいつも眠たそうだ。

湯に使ってまどろむような表情をされるだけで、こちらとしては癒されてしまう。

ということで、ここからしばらくカピバラの写真を羅列したいと思う。

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部屋の中にもいるとある

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このように

この日はおすわり状態で5匹ほどいた。

ここでも彼らはその状態でほとんど動かなかった。

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隅っこでちょこんと

猫背で壁と会話中だ。

さりげなくこちらを見ているような黒い瞳がまた愛らしい。

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触れ合えるところにも一頭いた

2014年生まれの「シンジ」という名のオスだ。

寄ってきてくれれば触れ合えそうだけど、寒いのか部屋の外から出ようとはせず、その場にチ~ンとしていた。

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再び風呂

ふたたび風呂の方に目をやると、少し移動したからかユズも動いていた。

そのユズを肩に乗せているような画が偶然撮れた。本人はあまり気にしていない様子なのでわざと乗せているわけではなさそうだ。

しばらく見ていると周りのユズもまた少しずつ動いて…

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最終的にこうなってた

ユズに好かれるカピバラの図だ。

そしてその後方で、もう一頭は打たせ湯をしていた。

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気持ちよさそうだ

日本の人間以上に温泉を満喫している。

その顔が温泉のベテランみたいだった。

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ユズに好かれる一頭も移動して

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一緒に打たれようとする

平和だ。

ただ、打たせ湯にあたる一頭はちっとも動かず譲ることはしなかったんですけどね。

もう一頭の方もそのうち諦めて元の場所に戻っていった。

どうでもいいと思われるであろうくらい、のんびりした光景だろう。

その浮世離れしたマイペースっぷりに自分などは惹かれてしまうのだ。

 

惹かれすぎて生きたカピバラ以外にも興味

この動物園の「動物学習センター」という建物の中にはカピバラの頭蓋骨の展示もされている。

カピバラ好きとしてはそういうところもチェックしてしまう。

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頭蓋骨

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横から見た図

おぞましいと思われるかもしれないが、これも勉強だ。

また、カピバラって「ミズブタ」とも呼ばれていて、繁殖率も高く、将来有望な畜産動物と考えられているらしい。その肉もうまいそうだ。

受け止め方を間違われると何だかカピバラの骨まで愛して、食べちゃいたいくらい好きなのかと勘違いされるかもしれないが、自分にはそういう狂愛的な趣味はない。

そういった趣味はないが…

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石を見てもカピバラに反応してしまう

いしかわ動物園内の通路を歩いていると、動物たちの顔などが描かれた石がいくつも展示されているところがある。そこでもこうしてカピバラを探してしまって、反応して撮ってしまう。

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イケメン・コンテストでもカピバラを探してしまう

いしかわ動物園では8月25日から9月30日まで「イケメン・コンテスト2017」の投票が行われていた。

その結果だ。上位が報告されている。残念ながら、カピバラの姿はそこになかった。

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1位から10位が描かれた顔ハメパネル

イケメンコンテストの上位はこのようにパネルにも起用されるようだ。

ここにカピバラがいないのが、自分としてはさみしい。

が、このイケメンな顔ぶれを見ると納得せざるを得ない。

カピバラは、たしかに「イケメン」ではないだろう。

 

それでも好きすぎて車の「アクア」がカピバラに見えてくる

イケメンではないかもしれないが、リアルなカピバラの温泉に浸かるまったりした様子を愛でていると「カピバラかわいいなぁ」とますます彼らのことが好きになってしまう。

好きになりすぎて自分が乗っているトヨタの車「アクア」の顔がカピバラのように見えてきた。

前々から似ているなと思っていたけど、「好き」が強くなるのと比例して「似てる」という所感も強くなってしまったようだ。

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トヨタのアクアだ

目尻(ライト)がつり上がっているのでほのぼのさが欠けているが、それを差し引くとカピバラに見えて仕方ない。

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特に横顔が

ちょうどトヨタのエンブレムが鼻だ。横からだと目(ライト)のつり上がりが幾分緩やかに見えるのでよけい似て見える。

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比較する

カピバラも顔の角度によっては目が釣り上がって見えるようだ。

こうして比較すると、瓜二つではないが系統は似ていることが伝わるのではないだろうか。

それだけでも伝わると、自分としても幸いだ。

アクアのカラーバリエーションに茶色があればもっと似てくるだろうなあ…などと空想して、お金があるならオールペン(車の色を変えること)してみたいな、とまで考えてしまう自分は、きっと現在カピバラ愛に病んでいる。