初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

能登町の宇出津あばれ祭の大松明とキリコを迫力いっぱいに撮りたい

7月7日と8日、鳳珠郡能登町の宇出津(うしつ)で「あばれ祭」が行われていた。

能登では夏になると各地でキリコ祭り等の夏祭りが行われるのだが、その先陣を切るのが宇出津あばれ祭だ。

あばれ祭は火がすごいらしく、以前より一度でいいから見てみたいと思っていたので、7月7日の七夕の日の夜に足を運んだ。

キリコと大松明の迫力を自分なりに工夫して撮ってみたので、その写真を並べてみたい。

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陶芸体験をしに行ったら斜めったカップが出来た

石川県は小松市能美市加賀市といった南部の方で江戸時代から九谷焼が生産されてきたので焼き物も盛んだ。

それもあってか、県内には陶芸体験ができるところがいくつもある。

以前より一度その陶芸体験をやってみたいと思っていた自分は、2ヶ月ほど前に職場の方々と金沢市内の工房に足を運んでロクロの体験をしてきた。

そこで成形したものが先日焼き上がったので、その出来上がりの感想を記したいと思う。

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尾山神社の12種類の絵柄がある御朱印を一年かけて集めてみた

以前、スタイリッシュな狛犬がいるとして当ブログでも紹介した金沢市のビジネス街にある尾山神社

そこの御朱印は月ごとに絵柄が異なるというのをご存知だろうか。

12ヶ月12種類の絵柄があるのだ。

そもそも御朱印とは参拝した証だ。

スタンプラリーじゃないのでちょっと不謹慎かもしれないけど、何かご利益があるんじゃないかと思って、月に1回参拝し一年かけて集めていた。

昨年平成28年(2016年)の8月から始めたので、今年平成29年(2017年)の7月に集め終えることになる。先日、その12回目の参拝を済ませてきたので報告したい。

 

目次

  • 2017年7月1日(土)に12回目の参拝
  • 尾山神社12ヶ月分の御朱印とその絵柄
    • 八月
    • 九月
    • 十月
    • 十一月
    • 十二月
    • 一月
    • 二月
    • 三月
    • 四月
    • 五月
    • 六月
    • 七月
  • まとめ

 

 

2017年7月1日(土)に12回目の参拝

主に仕事の昼休みを利用して、昼食も食べずに参拝しにいって集めていた尾山神社御朱印。最後の月となる7月は、所用で片町近辺に寄る予定だったのでついでにということで1日土曜日に足を運んだ。

ただ、その日、石川県は警報が出るくらい記録的な大雨だった。

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宝達志水町はオムライスの町らしいので食べに行った

石川県羽咋郡宝達志水町オムライスの町と呼ばれているようだ。

「何故?」と思ってしまうところだが、何故かモーゼの墓もある宝達志水町なので、あまり深く気にする必要はないだろう。

宝達志水町出身の知人の言うところによれば、どうやら呼ばれているというより、町を上げてそう呼ばせているようなのだ。

その宝達志水町出身の知人はこの手の地域活性化戦略に辟易としていた。でも自分は何でもいいから町おこしをしようとするそういったたくましさは嫌いではない。いや、むしろ好物だ。

何より、オムライスも好きだ。

調べてみると町にある8つのお店(食堂や居酒屋など)でそれぞれオリジナルのオムライスを作っているそうなので、先日その一件に足を運んでみた。

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宝達志水町はオムライスの町

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珠洲市にある春日神社の狛犬は手(足)がデカい

先日、珠洲市わくわく広場(足湯がある)に立ち寄ったとき、すぐ近くで地元の神社も見つけたのでついでに参拝してきた。

狛犬写真家を自称しようかと目論む自分なので、もちろんいつもどおりそこの狛犬も撮った。

二対いた狛犬のうち一対の足というか手が大きかったので、報告したい。

 

そこは春日神

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足湯の旅7 飯田わくわく広場(珠洲市)

無料で足から疲労回復、健康増進、井戸端で語るより足湯で語れ、の足湯の旅7回目だ。

今回は珠洲市飯田町にある「飯田わくわく広場」に立ち寄ってきた。

金沢市からは150km近く離れているのでなかなか気軽にとは行けないが、珠洲市に足を運んだときにはふらっと立ち寄りたくなる足湯だった。

 

飯田町の公共広場にある

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のとじま水族館の「裏側探検隊」を体験してきた

石川県七尾市能登島にある「のとじま水族館」にも館の裏側を覗けるマニアックなイベントがある。

毎週土曜日(繁忙期除く)限定、しかも一日に2回だけで、おまけに10名先着の、あんまり知られていないイベントだ。

一年くらい前にNHKでやっていたドラマ『水族館ガール』を見てから水族館の裏側を一回この目で見てみたいと思っていたので、先日体験しに行ってきた。

なんだか水族館ファンとしてのレベルが上がった気がしたのでまとめたいと思う。

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小松市の「日本自動車博物館」でトイレばかり撮ってしまった

小松市にある自動車の博物館

石川県の小松市には「日本自動車博物館」というものがある。

もともとは富山県小矢部市にあったものだ。

1978年の11月に日本初の自動車博物館として、北陸の実業家「前田彰三」氏(初代館長)が小矢部市に誕生させ、1995年に現在の石川県小松市に移転している。

その名の通り、「自動車」の博物館だ。

そこでは主にクラシックカーが所狭しと展示されている。

主に昭和初期から平成初期に作られた海外や日本の市販車を見ることができる。

古いものでは明治くらいのものもあった。

その数は500台くらいだ。

特に大人が「俺の以前の愛車がこれだった」「これむかし親父が乗っていた」と懐かしめる場所だ。

もちろんクラシックカーに興味のある若者にも楽しめるだろうし、自動車の歴史を学ぶこともできるだろう。

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日本自動車博物館だ

外にも数台クルマが展示されている。

今の日本の道路ではまず見られないような貴重なクルマばかりだ。

しかもほとんどエンジンがかかる状態で保存されていると言うからスゴい。

これからも分かるように同館の主役はあくまでクルマだ。

そんな「日本自動車博物館」であるが、実は化粧室には世界のトイレ(便器)も並んでいる。

それも使用可能な世界のトイレだ。

本来クルマを撮らなくてはならないのだろうけれど、テレビや映画を観ていても背景のディテールなど変なものに注目してしまう自分は、気がつけばそのトイレばかりを撮ってしまっていた。

※本記事では以降、トイレの写真ばかりが並びます

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能登半島の最北端と言われる禄剛埼は最北端ではないようだ

日本列島の盲腸と揶揄されることもある石川県の能登半島

その能登半島の最北端に何があるのだろうかと、ふと気になった。

長く石川県民をやっている自分であるが、恥ずかしながらその最北端に行ったことがなかったのである。

ネットで「能登半島 最北端」と検索すれば「禄剛埼」(ろっこうさき)という岬が検索結果の上位に並ぶ。そしてそこに灯台があることもすぐわかる。

わかるが、そこから何が見えて何が体験できるのかのほうが知りたい。また可能ならその北端に立って写真を撮ってみたい。

ということで、実際に足を運んでみることにした。

 

目次

  • 道の駅狼煙へ
  • 禄剛埼灯台へ坂を登る
  • 何故か日本の中心がある
  • たしかに灯台があった
  • 能登半島最北端に立ちたい
  • 何か違和感…最北端じゃない?
  • 違和感がすっきりしたところで石臼できなこを作った
  • 豆腐も食べた(ついでにおからドーナツも)
  • 感想

 ※今回は文章が多くなってしまったので目次を設けました

 

道の駅狼煙へ

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「ここらへんに喫茶店があったな」と十数年ぶりに立ち寄った白山市のお店にヤギがいた

「このあたりにむかしお店があったな」とふと思い出して、実際に足を運んでいまもまだ残っていると、なんだかすごく嬉しく思うことってないだろうか。

先日、自分もそれに近い体験をした。

 

10年くらい前に立ち寄った記憶

10年くらい前、まだ自分がスノーボードなんかをしたりして石川県内のゲレンデにもよく足を運んでいた頃、そのボード帰りに白山市の157号線傍でとある喫茶店に入ったことがあった。

山あい、田んぼの奥の方にぽつんと立っているログハウスで、中ではJAZZが流れていたのをはっきりと覚えている。

というのも、ロック系の洋楽ばかりを聞いていた当時の自分に、JAZZっていいなと思わせたのがその喫茶店であったからだ。

ただ、本当にたまたま立ち寄ったお店で、自分自身スノボをしなくなっていったこともあって、一度しか行ったことがなかった。

月日は流れ、先日白山のその辺りを車で通った時、ふとこの辺に喫茶店があったことを思い出した。それらしき建物を探しながら157号線を車で走っているとやはり田んぼの奥の方にログハウスを見つけた。

その建物が「JAZZっていいな」と思わせたあの喫茶店なのか気になった自分は、田んぼのあぜ道のような細い道へと折れて、まっすぐログハウスへと車を走らせていた。

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富山県砺波市の夜高祭で山車の壊し合いを撮りに行ってGIFにしてみた

石川県のお隣、富山県砺波市には夜高祭(よたかまつり)と呼ばれる田祭りがある。

夜高行燈という美しすぎる行燈山車が町に繰り出し、見るものを魅了したと思ったら、最終的にはそれらをぶつけ合って壊しあうという喧嘩祭りだ。

絢爛さとやんちゃさが折衷したその祭りを以前より写真に収めたいと思っていたので、久しぶりに石川県を飛びだして見に行ってきた。

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足湯の旅6 道の駅高松 里山館&里海館

足をお湯に浸してあとは何も考えない。

呆けた内に足から疲労回復の足湯の旅、6回目だ。

今回は石川県かほく市にある道の駅高松に寄ってきた。

里山」と呼ばれるその道の駅に足湯があるのだ。

しかもこの道の駅、旧能登有料道路、現在は無料化されて「のと里山海道」と呼ばれる自動車専用道路のサービスエリア(パーキングエリア)にある。

自動車がないと行けないわけではなく、裏からのルートなら徒歩で来ることもできることを先に記しておく。

 

里山館へ

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羽咋市でイノシシ肉のカツ丼を食べた

きっかけはJAグリーンはくいで買ったソーセージ

以前、羽咋市を通過中に「JAグリーンはくい」という農協が運営する直売所に立ち寄った。野菜など特産品が売られている場所だ。 

そこでイノシシ肉のソーセージという珍しいものを見つけたので一つ購入し、後日軽く焼いて食べてみると、これがまた美味しかった。

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ひがし茶屋街にて九谷焼ガチャを回してきた

回せば九谷焼を身近に感じられる「九谷焼ガチャ」。

タイプも現在8種類あるようで、このブログでも4回(正確には5回)まわして伝えてきたそれを再び回してきた。

もちろんこれまで回していないタイプのものをだ。

今回は金沢市のひがし茶屋街にあるものだ。

ひがし茶屋街の九谷焼ガチャといえば、5月に足を運んだものの売り切れていてボックスごとなかったという過去がある。

6月になってもしかしたらもう再入荷しているかもしれないと思って足を運んだ。

なくても、ガチャが置いてある喫茶店のコーヒーが美味しかったので飲みに行けば良いと考えていた。

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百万石まつりの「百万石踊り流し」でおどる人たちを背中から撮る

6月2日(金)より三日間、金沢では第66回目の百万石まつりだ。

メインと言えば3日(土)のお昼から始まる百万石行列で、今年は前田利家公役を俳優の保阪尚希さんが、おまつの方役を女優の佐藤藍子さんが演じていた。

恒例の加賀鳶梯子登りや獅子舞、また初めて鷹匠による放鷹術も大行列に組み込まれて盛況していた。

主催者発表によると地元民や観光客あわせて約41万人の見物客がいたそうだ。

 

この昼間の大行列が一番盛り上がるのは確かであるが、百万石まつりはそれがすべてというわけでもない。

協賛行事として前夜には子供提灯行列や浅野川での灯篭流し、金沢城内では「盆正月」と呼ばれるイベントも行われている。

また、百万石行列が終わったその夜(18時から20時)に、南町から香林坊、広坂の方まで1万人を超える人たちが踊りながら歩く「踊り流し」というイベントもある。

踊られるのは盆踊りのようなもので、行列を作った全員で同じ踊りを踊りながら行進していくのだ。

その光景を、カメラの練習もかねて一度撮ってみたいと思っていたので、今回足を運んでみた。

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