初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

能美市石子町の休耕田で期間限定の三色の花絨毯を撮った

能美市の石子町のとある休耕田では、毎年4月下旬から5月中旬まで色鮮やかな花絨毯がひろがる。

なんでも石子営農組合の方々が大豆栽培の土作りの一環として、レンゲソウクリムソンクローバー、ハゼリソウの花を植えているそうなのだ。

大豆は窒素を多く吸収する植物だし、適度に水はけの良い土壌のほうがうまく育つしで、このように花といった有機物を投入することで畑の物理性(畑のこなれやすさや水はけの良さなど)を改善し、刈った花を肥料にすることで窒素を高めてやるそうなのだ。

そういった土作りに適した花はいくつかある。単に土作りだけを考えれば本当なら1種類でいいのかもしれないけれど、3種類植えることで地元の人たちの目を楽しませてくれているのだ。

今年は5月23日ぐらいまでで刈り取ってしまうというその期間限定の花絨毯を急ぎ足で撮りに行ってきた。

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それは末信町交差点の傍にある

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金沢駅内に2タイプの九谷焼ガチャがあるらしい

勧進帳の舞台である安宅の関跡、さらには小松空港、そしていしかわ動物園で回し、このブログでも紹介した、株式会社九谷陶泉さんが企画する九谷焼ガチャ。

前回のいしかわ動物園の限定版を紹介した時に、これが九谷焼ガチャの第3弾だと思っていたけれど、どうやらそれが間違いであることに最近気がついた。

自分はそれまで新聞を読んで九谷焼ガチャの登場と新製品の発表の情報を仕入れていた。

それがこの間、インターネットで九谷焼ガチャガチャについて検索してみると、九谷陶泉さんによる専用のHPが存在していて、それによってすでに第7弾まで登場していることが判明した。

HPによれば、第◯弾といった表記ではなく、安宅の関跡で発売が開始された一番最初のタイプを「TYPE A」、次の小松空港限定版が「TYPE B」というようにアルファベットで表記している。

第3弾だと思っていたいしかわ動物園限定版も「TYPE G」、つまり現在登場しているものの中では七つ目にあたる(要するに第7弾)商品のようだった。

本当の第3弾にあたる「TYPE C」は金沢駅にあると書かれてあった。

金沢駅限定版らしいのだ。

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ということで金沢駅に(こちらの写真は以前に撮ったもの)

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のとじま水族館の食事する&触れ合える海獣たちが可愛すぎる

能登島にある「のとじま水族館」では、魚や海獣たちの解説を含めたお食事タイムやふれあいイベントも行われている。

同水族館に何度か足を運んだことがあるのに、それらのイベントをほとんど体験したことがないことに気付いた自分は、今回改めてそれらイベントを中心にのとじま水族館を回ってみることにした。

知れば知るほど情が移って愛着を持ち、可愛く思えてくるということがあるけれど、これらのイベントやアシカ&イルカショーを回ってみたことで、ますます海獣好き、魚好きになってしまったことを先に記しておく。

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のとじま水族館

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小松市の「お旅まつり」は夜がキレイ

小松市には江戸時代から続く「お旅まつり」というものがある。

その始まりは加賀藩三代藩主である前田利常公が小松城に隠居していた頃だそうで、利常公が亡くなられてさらに100年後くらいの1766年には曳山芝居も始まり、曳山子供歌舞伎がお旅まつりに奉納されることになった。

1766年代といったら昨年でちょうど250年前だ。

お旅まつりの名物「曳山子供歌舞伎」は250年も続いているのである。

その歴史ある、エンターテイメント性にも優れた「お旅まつり」を今回見に行ってきた。

それも8つの町の曳山がずらりと並ぶ「曳山八基曳揃え」がある日を狙って行ってきた。

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志賀町にある花のミュージアム「フローリィ」が優雅すぎて能登にあるとは思えなかった

巌門こと能登金剛などで知られる石川県羽咋郡志賀町

県民からすると「ああ、原発がある所」となって、なんだか色んな意味で厳(いか)ついイメージを持ってしまうその場所に、いまにも地中海の香りがしそうな海に面した花のミュージアムがあるのをご存知だろうか。

はっきり言って、自分は知らなかった。

能登志賀町に、花に囲まれながら優雅なひとときを過ごせる癒やしの空間があったのだ。

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それが花のミュージアム「フローリィ」だ

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小松市の上荒屋八幡神社の狛犬は目が怖い

粟津温泉からゆのくにの森へと向かう県道11号線沿いに上荒屋八幡神社がある。

そのあたりを歩く機会があったので、ついでに立ち寄っていつものように参拝&狛犬を撮りに行ってきた。

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こちらがその上荒屋八幡神社

上荒屋町にある八幡神社だ。

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足湯の旅5 粟津温泉 結びの足湯(瞑想の足湯)

アンダーニーからデトックスを果たす足湯の旅の5回目だ。

今回は小松市にある粟津温泉で見つけた「結びの足湯」というところに行ってきた。

粟津温泉と言えば山中温泉山代温泉片山津温泉と並んで加賀温泉郷の一つに数えられる所だ。

那谷寺からそう離れていないところにある、というか金沢から那谷寺に向かおうとすると粟津温泉街を横切るので、県外からあの辺りを観光するなら宿として役に立ちそうな場所だ。

 

目的の足湯がある場所は、「粟津温泉南」という交差点を「のとや」の方へ向かって曲がり、のとやの前でさらに左折したところにある。

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七尾市の青柏祭のでか山(曳山)がどうやって旋回するのか見に行った

毎年GW期間中である5月3日から5日にかけて七尾市にて行われる青柏祭に行ってきた。

青柏祭と言えば日本最大級の曳山行事がある祭りだ。

七尾は祖母が住んでいた場所で青柏祭は子供の頃に何度か目にしているのだが、あの巨大な山車がどのように曲がるのか、大人になって改めて気になったので見に行ったのだった。

ちなみに青柏祭は国の重要無形民俗文化財に指定されていただけでなく、昨年の2016年12月にはユネスコ無形文化遺産にも登録されている。

今回の青柏祭はユネスコ登録後初の開催となるわけだ。

当ブログでも和倉の足湯の際にその点に触れていたにも関わらず、当日自分はそのことをすっかり忘れていた。

能登総合病院そばに設けられていた臨時駐車場の係員の人と話している時に、「やっぱりユネスコですか?」と見に来た理由を聞かれてようやく登録されたことを思い出していたのだった。

その臨時駐車場だが、そこからはシャトルバスも出ていたので、七尾駅まで連れて行ってもらえた。

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夜桜でホワイトバランスの赤みと青みを試してみた

最近、一眼レフを使って写真を撮る際、それまでのようにマニュアルモードで露出補正をするだけではなくホワイトバランスもいじるようになった。

身内から苔などの緑はケルビン数を下げて青目に撮ると良いと教わったこともあり、あれこれと試しているうちにだいぶ癖になってきた。

もちろんケルビン数を下げて青く撮るばかりではなく、逆に上げて赤く撮ることも試している。

気付いている方もいるかもしれないが、ここ最近、当ブログで上げている写真の殆どは赤みを付けて撮っていた。

撮りながらわかったことは、おそらく青み、赤みに正解というものはない。

これは露出補正のときと同じで、自分が良いと思えばそれが正解になると思われる。

その写真が青っぽいほうが良いと思えばそちらが正解、赤いほうが良いと思えばそちらが正解と、撮り手の感性が決めることなのだ。

 

自分が最初にそれに気付いたのは、4月も半ば頃、桜もピークに達していた兼六園で撮影したときだ。そのとき兼六園は無料開放され、夜にも入園できた。

今回はその時の写真を少し並べてみたいと思う。

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しいのき迎賓館で行われている『駄美術百万石』で感性のインプットをした

GWも始まって、石川県内でもあちこちでイベントが行われている。

旧石川県庁こと「しいのき迎賓館」でもちょっと変わった美術展が行われていた。

館内一階のギャラリーAで行われていたその展覧会の名前は、

駄美術百万石 駄美術展覧会 in 金沢

だった。

駄菓子屋みたいなネーミングだったのでシンパシーを感じてしまった庶民の自分はふらっと立ち寄ってしまった。

そしてそこでカメラのシャッターを切っていた。

本来、美術展というものは撮影が禁止されている。

自分としてもセンスが枯渇しないよういつものように感性のインプット目的で入って、撮影など一切するつもりもなかったのだが、入ってみると撮影OK、むしろSNSやブログで拡散して欲しい旨の案内があったので撮ってしまっていた。

撮った以上は拡散しない手もないので、今回このように当ブログでも紹介するにいたったのだった。

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穴水駅近くの穴水大宮の狛犬は体育会系のような顔

4月16日に能登鹿島駅の花見のイベントを見に行った際、一日フリーきっぷを利用して穴水駅まで向かっていた。

穴水駅で下りたことがなかった自分にとっては付近に何があるのかわからず、完全に観光旅行者の気分だった。

時間の都合上、駅からそう遠くに行く訳には行かなかったが、近くを散策してみるとすぐに神社を見つけたので、いつものように狛犬を撮りに行った。

その神社の名前は「穴水大宮」(あなみずおおみや)だった。

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那谷寺の遠山桜記念植樹で松平健さんを見に行く

那谷寺は今年、開創1300年だ。

以前にこのブログ内でも記した「御柱立柱祭」のようにそれを記念した大祭が現在行われている。

その一つとして4月23日の午前中に「遠山桜記念植樹」という記念式典も行われていた。

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桜を撮りに能登鹿島駅の「花見だよ!in能登さくら駅」を見にいった

石川県の能登の方には現在「のと鉄道」という第三セクター鉄道事業者によるローカル列車が走っている。

もともとは旧国鉄管轄だったもので、能登線と呼ばれる路線では穴水から珠洲市蛸島まで伸びていた。いまでは過疎化や道路の発達によりその能登線が廃止され、七尾駅から穴水駅までの七尾線だけが残っている。

そののと鉄道七尾線の駅の一つ「能登鹿島駅」で4月16日に花見のイベントが行われていたので見に行ってきた。

目的はサクラを撮ることだ。

能登鹿島駅は別名「能登さくら駅」と呼ばれるくらい桜で有名な駅なのだ。

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九谷焼ガチャ限定版がいしかわ動物園に登場したらしい

このブログでも2回取り上げた九谷焼ガチャ。

それは、石川県の主に南部(加賀市小松市能美市)の伝統工芸品である九谷焼を手軽に楽しく集められるようにと、販売卸売業の「九谷陶泉」さんが企画した箸置きのガチャガチャだ。

ソーシャルゲームのガチャではなく、リアルな奴だ。

その第一弾は安宅の関跡の「安宅ビューテラス」内に設置され、第二弾は小松空港内に置かれていた。

第二弾を紹介した時に、次回あるとすれば限定戦略だろうかと気楽な妄想を書いていたら、その限定版が早くも登場したらしい。

それも、第二弾が登場したのが2017年の3月で、その約一ヶ月後の4月に登場だからかなり早い。

おまけに設置場所が自分もよく写真を撮りに行く「いしかわ動物園」ときたもので、箸置きの絵柄も当園を代表する動物たちというから、自分としては行かないわけにはいかなかった。

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ということで、いしかわ動物園にやって来た

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