初心の趣

カメラ初心者の石川県人が同県を中心に地方の変わった魅力を紹介しています

志賀町にある花のミュージアム「フローリィ」が優雅すぎて能登にあるとは思えなかった

巌門こと能登金剛などで知られる石川県羽咋郡志賀町

県民からすると「ああ、原発がある所」となって、なんだか色んな意味で厳(いか)ついイメージを持ってしまうその場所に、いまにも地中海の香りがしそうな海に面した花のミュージアムがあるのをご存知だろうか。

はっきり言って、自分は知らなかった。

能登志賀町に、花に囲まれながら優雅なひとときを過ごせる癒やしの空間があったのだ。

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それが花のミュージアム「フローリィ」だ

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小松市の上荒屋八幡神社の狛犬は目が怖い

粟津温泉からゆのくにの森へと向かう県道11号線沿いに上荒屋八幡神社がある。

そのあたりを歩く機会があったので、ついでに立ち寄っていつものように参拝&狛犬を撮りに行ってきた。

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こちらがその上荒屋八幡神社

上荒屋町にある八幡神社だ。

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足湯の旅5 粟津温泉 結びの足湯(瞑想の足湯)

アンダーニーからデトックスを果たす足湯の旅の5回目だ。

今回は小松市にある粟津温泉で見つけた「結びの足湯」というところに行ってきた。

粟津温泉と言えば山中温泉山代温泉片山津温泉と並んで加賀温泉郷の一つに数えられる所だ。

那谷寺からそう離れていないところにある、というか金沢から那谷寺に向かおうとすると粟津温泉街を横切るので、県外からあの辺りを観光するなら宿として役に立ちそうな場所だ。

 

目的の足湯がある場所は、「粟津温泉南」という交差点を「のとや」の方へ向かって曲がり、のとやの前でさらに左折したところにある。

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七尾市の青柏祭のでか山(曳山)がどうやって旋回するのか見に行った

毎年GW期間中である5月3日から5日にかけて七尾市にて行われる青柏祭に行ってきた。

青柏祭と言えば日本最大級の曳山行事がある祭りだ。

七尾は祖母が住んでいた場所で青柏祭は子供の頃に何度か目にしているのだが、あの巨大な山車がどのように曲がるのか、大人になって改めて気になったので見に行ったのだった。

ちなみに青柏祭は国の重要無形民俗文化財に指定されていただけでなく、昨年の2016年12月にはユネスコ無形文化遺産にも登録されている。

今回の青柏祭はユネスコ登録後初の開催となるわけだ。

当ブログでも和倉の足湯の際にその点に触れていたにも関わらず、当日自分はそのことをすっかり忘れていた。

能登総合病院そばに設けられていた臨時駐車場の係員の人と話している時に、「やっぱりユネスコですか?」と見に来た理由を聞かれてようやく登録されたことを思い出していたのだった。

その臨時駐車場だが、そこからはシャトルバスも出ていたので、七尾駅まで連れて行ってもらえた。

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夜桜でホワイトバランスの赤みと青みを試してみた

最近、一眼レフを使って写真を撮る際、それまでのようにマニュアルモードで露出補正をするだけではなくホワイトバランスもいじるようになった。

身内から苔などの緑はケルビン数を下げて青目に撮ると良いと教わったこともあり、あれこれと試しているうちにだいぶ癖になってきた。

もちろんケルビン数を下げて青く撮るばかりではなく、逆に上げて赤く撮ることも試している。

気付いている方もいるかもしれないが、ここ最近、当ブログで上げている写真の殆どは赤みを付けて撮っていた。

撮りながらわかったことは、おそらく青み、赤みに正解というものはない。

これは露出補正のときと同じで、自分が良いと思えばそれが正解になると思われる。

その写真が青っぽいほうが良いと思えばそちらが正解、赤いほうが良いと思えばそちらが正解と、撮り手の感性が決めることなのだ。

 

自分が最初にそれに気付いたのは、4月も半ば頃、桜もピークに達していた兼六園で撮影したときだ。そのとき兼六園は無料開放され、夜にも入園できた。

今回はその時の写真を少し並べてみたいと思う。

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しいのき迎賓館で行われている『駄美術百万石』で感性のインプットをした

GWも始まって、石川県内でもあちこちでイベントが行われている。

旧石川県庁こと「しいのき迎賓館」でもちょっと変わった美術展が行われていた。

館内一階のギャラリーAで行われていたその展覧会の名前は、

駄美術百万石 駄美術展覧会 in 金沢

だった。

駄菓子屋みたいなネーミングだったのでシンパシーを感じてしまった庶民の自分はふらっと立ち寄ってしまった。

そしてそこでカメラのシャッターを切っていた。

本来、美術展というものは撮影が禁止されている。

自分としてもセンスが枯渇しないよういつものように感性のインプット目的で入って、撮影など一切するつもりもなかったのだが、入ってみると撮影OK、むしろSNSやブログで拡散して欲しい旨の案内があったので撮ってしまっていた。

撮った以上は拡散しない手もないので、今回このように当ブログでも紹介するにいたったのだった。

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穴水駅近くの穴水大宮の狛犬は体育会系のような顔

4月16日に能登鹿島駅の花見のイベントを見に行った際、一日フリーきっぷを利用して穴水駅まで向かっていた。

穴水駅で下りたことがなかった自分にとっては付近に何があるのかわからず、完全に観光旅行者の気分だった。

時間の都合上、駅からそう遠くに行く訳には行かなかったが、近くを散策してみるとすぐに神社を見つけたので、いつものように狛犬を撮りに行った。

その神社の名前は「穴水大宮」(あなみずおおみや)だった。

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那谷寺の遠山桜記念植樹で松平健さんを見に行く

那谷寺は今年、開創1300年だ。

以前にこのブログ内でも記した「御柱立柱祭」のようにそれを記念した大祭が現在行われている。

その一つとして4月23日の午前中に「遠山桜記念植樹」という記念式典も行われていた。

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桜を撮りに能登鹿島駅の「花見だよ!in能登さくら駅」を見にいった

石川県の能登の方には現在「のと鉄道」という第三セクター鉄道事業者によるローカル列車が走っている。

もともとは旧国鉄管轄だったもので、能登線と呼ばれる路線では穴水から珠洲市蛸島まで伸びていた。いまでは過疎化や道路の発達によりその能登線が廃止され、七尾駅から穴水駅までの七尾線だけが残っている。

そののと鉄道七尾線の駅の一つ「能登鹿島駅」で4月16日に花見のイベントが行われていたので見に行ってきた。

目的はサクラを撮ることだ。

能登鹿島駅は別名「能登さくら駅」と呼ばれるくらい桜で有名な駅なのだ。

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九谷焼ガチャ限定版がいしかわ動物園に登場したらしい

このブログでも2回取り上げた九谷焼ガチャ。

それは、石川県の主に南部(加賀市小松市能美市)の伝統工芸品である九谷焼を手軽に楽しく集められるようにと、販売卸売業の「九谷陶泉」さんが企画した箸置きのガチャガチャだ。

ソーシャルゲームのガチャではなく、リアルな奴だ。

その第一弾は安宅の関跡の「安宅ビューテラス」内に設置され、第二弾は小松空港内に置かれていた。

第二弾を紹介した時に、次回あるとすれば限定戦略だろうかと気楽な妄想を書いていたら、その限定版が早くも登場したらしい。

それも、第二弾が登場したのが2017年の3月で、その約一ヶ月後の4月に登場だからかなり早い。

おまけに設置場所が自分もよく写真を撮りに行く「いしかわ動物園」ときたもので、箸置きの絵柄も当園を代表する動物たちというから、自分としては行かないわけにはいかなかった。

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ということで、いしかわ動物園にやって来た

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狛犬に守られる北尾翁之像が羨ましい

湯楽温泉と湯涌温泉の別れ道で

金沢の中心街から湯涌温泉へと向かい、県道10号を走っていると、湯涌温泉と湯楽温泉との別れ道に差し掛かる。

その別れ道のすぐ近くに神社があるわけでもないのに狛犬がいるのをご存知だろうか。

車を運転中にそれを見つけ、気になっていたので後日撮りに行ってきた。

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那谷寺境内にある若宮白山神社「金刀比羅社」の小さな狛犬を撮る

4対目の狛犬を求めて

那谷寺の開創1300年大祭の一つ御柱立柱祭に行ったとき、境内にて狛犬も撮った。

昨年11月に那谷寺に訪れた際、寺なのに狛犬がいるということで3対ほど紹介したが、実はもう1対、境内に狛犬がいたのである。

後になってそれを知って、次に那谷寺へと足を運ぶときにはぜひ撮りたいと心に誓っていたのだった。

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那谷寺の開創一千三百年大祭「御柱立柱祭」を見に行った

石川県小松市にある「那谷寺」は平成二十九年で開創一千三百年になる。

1300年前というと養老元年(717年)だ。

その年に泰澄法師が千手観音を安置したことが、この寺の始まりなのだそうだ。

ということで那谷寺では1月より開創一千三百年大祭が行われている。

1月の開創記念初護摩祈祷に始まり、4月9日には御本尊十一面千手観世音菩薩御開帳と、御柱立柱祭が行われた。

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大祭案内が書かれた看板があった

大祭は4月に集中している。

自分はこの度、4月9日の御柱立柱祭を見に行った。

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しいのき迎賓館付近でツクシを探せ

ツクシを探す

日本人でツクシを知らないという人は、まあいないだろう。

「土筆」とも書く筆型のアイツだ。

筆の部分である頭を取ってしまえば天ぷらにして食べることも出来るありがたい春の風物詩だ。

4月になってだいぶ暖かくなってきたので、朝からカメラを抱えてそのツクシの写真でも撮ろうと考えた。

春になったら、土のある所どこにでも顔を出しているものだと自分の中で勝手にイメージしていたので気軽に考えていたのだが、いざ探してみるとこれがまたなかなか見当たらなかった。

ちなみに場所は「しいのき迎賓館」付近だ。金沢城兼六園の真ん前だと考えてくれて良い。

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しいのき迎賓館を横から

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